ライオンがカメラをパクリ! 写っていたものは…
南アフリカ共和国・クルーガー国立公園で撮影された、珍しい動画を紹介しよう。ライオンたちの通り道に備え付けられた小型のカメラを、雌ライオンが口にくわえて、運び去ったときの映像だ。野生生物写真家のクリストフ・シェーマン氏がこの動画を撮影した。ライオンたちの自然な行動を間近で記録することが目的だったが、まさかこのような結果になるとは思わなかったようだ。
映像には、カメラを持ち去った1匹目の雌ライオンと、途中で交代した2匹目の雌ライオンが登場。立派な牙や口の中に加え、虫歯まで映っている。1匹目は母親と思われ、子ライオンを口にくわえて運ぶように、カメラをやさしくくわえたのかもしれない。子ライオンになった気分で、映像をご覧ください。
(日経ナショナル ジオグラフィック社)
[ナショナル ジオグラフィック 2017年4月12日付記事を再構成]
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