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思わず笑顔になる面接、グーグルの新卒採用 人事部プログラムリードの小山弥生氏に聞く

2017/4/19

 人気ナンバーワンの転職先といわれるグーグル日本法人(東京・港)。中途採用のイメージが強いが、「積極的に新卒採用をしている」という。米シリコンバレーを代表するグーグルは世界中から多様な人材を集めているが、国内では、どのような新卒人材を求めているのか。グーグルの採用基準とは。人事部プログラムリードの小山弥生氏にたずねた。

■4つの採用ポイント

 ――採用活動で大事にしている要素はなんでしょうか。

 「フォーカスしているのは大きく分けて4つです。1つ目は、考える力や問題解決をする力。もう少しくだくと、広い視野でいろいろな角度から物事を捉えられる力や、新しい状況や環境でどうすればうまく仕事が進んでいくかの臨機応変さがあるか、スピード感をもって考える力があるかどうかがポイントになります」

 「2つ目はリーダーシップ。役職やポジションの話ではなく、難しい課題に直面したときに、どうプロジェクトを進めていくか、チームと協力していくか、そこが試されます」

 「3つ目は『グーグルらしさ』。私たちは『グーグリネス』と呼んでいるが、あいまいで不明瞭なその環境を楽しみつつ、解決方法を見つけられる自発性を重視しています。そのとき、失敗や間違いを恐れず前に進めること、これらをグーグリネスと呼んでいる。4つ目は、職務に関連したスキル、知識、経験。この4つを選考では見ています」

 ――これら4つの項目は、何を基準に判断するのですか。

 「『ストラクチャード・インタビューイング』と呼ぶ方法を使っています。過去の経験に基づいて質問するパターンと、仮説に基づいて質問するパターンの2つがあります。たとえば、『○○を通して最も難しかった問題は何ですか。またそれをどうやって解決してきましたか』。そういった過去の経験に基づいて、その人の経験や考え方を見るのが前者。後者は仮説として『入社後にこんな問題に直面したら、あなたならどういう要素を踏まえて問題を解決しますか』と聞いてその人の経験や考え方を浮かび上がらせる。冒頭の4つの要素でいうと、この質問で、1つ目にあげた考える力や問題解決能力を見ています」

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