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織田信成さんと鈴木明子さんが描く 引退後の「挑戦」 フィギュアスケートの後進に伝えたいこと

2017/4/18

「日経電子版50万人達成記念プレミアムトークライブ」で語り合う織田信成さん(中央)と鈴木明子さん(右)(3月23日、東京・大手町)

 フィギュアスケートのトップ選手として五輪の舞台で戦ってきた織田信成さんと鈴木明子さん。引退後はプロスケーターをしながら、後進の指導に当たっている。第二の人生で、何を思い、何を目指すのか。日本経済新聞社が3月23日に開催した「日経電子版50万人達成記念プレミアムトークライブ」で語り合った。(聞き手は運動部次長 原真子)

 ――織田さんはテレビのバラエティー番組でも活躍していますね。

 織田 テレビは大好きだったので、やるからには全力でやらせてもらおうと思っています。引退して、(テレビ番組に)呼んでもらっているだけなので、長くは続かないとは思いますが、自分は楽しんでいますよ。

 ――コーチとしての活動はどうですか。

 織田 教えるのもすごく好きですね。選手たちが昨日まではできなかったことを、今日できるようになるのが、自分のことのようにうれしい。そういう経験を積み重ね、選手たちがフィギュアスケートを好きだと思って、現役生活を全うしてくれれば、うれしい気持ちはもっと大きくなっていくでしょう。

 ――自分ができるジャンプなどを、教えている選手ができないもどかしさはありますか。

織田信成さん

 織田 自分もトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や4回転ジャンプを体得するのに時間がかかりました。できなくて苦しい気持ちもわかりますから、そういう気持ちに寄り添って、わかりやすく教えられたらよいと思っています。

 ――鈴木さんは振付師としてのキャリアを歩んでいますね。

 鈴木 現役時代、コーチをやりたいと思ったことは一度もありませんでしたが、振り付けについては、いろいろな振付師と出会って、「いいな」と思っていました。声をかけてもらいチャンスをいただいたときに「今、やってみないと逃してしまう」と思いました。

 ――振付師として難しいと感じていることはありますか。

 鈴木 自分は(現役時代に)ジャンプよりも踊るのが好きだったので、音を聴いて、勝手に(振り付けの)イメージが湧いてきて、自分からやっていました。でも、選手一人ひとりで感じ方が違いますよね。「この音なら、こういう振り付けでしょう」と思ったら、それをしっかり伝えないと、たとえば指先まで「こうなんだよ」と指示しなければ、伝わりません。振り付けをしながら、そういうことを学んでいます。

 ――織田さんは振付師に関心がありますか。

 織田 実は僕も最近、プログラムを振り付けてほしいと言われて、自分の生徒の振り付けをしています。わからないことがあると、アッコちゃんに連絡して「どんなふうに振り付けたらいいの」と聞いていますよ。

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