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食べ物 新日本奇行 classic

みりん干しと、文化干しの違い そもそもなぜ「文化」 青魚(5)

2017/5/20

PIXTA

 前回みりん漬けの話が出たが、みりん干しとも言う。では「文化干し」は?

ご意見 以前から気になっていた「サバの文化干し」の“文化干し”の語源について調べてみました。昔は魚の干物は新聞紙で包んだり木箱に入れたりして売られていたのが一般的だった。そこに、ある会社が魚の干物をセロハンに包んで販売したところ、見た目が美しく画期的だったので<文化>という冠がついて“文化干し”になった。現在では、セロハンに巻いた干物全般や、冷風乾燥した干物全般を指して“文化干し”というそうです。諸説あり(ミルフォード@魚にも大根おろしにもしょうゆをかける派さん)
サバのみりん干し=PIXTA

 ほうほう、そう言われてみればセロハンで包んだ干物には「文化」の文字が。気が付きませんでした。

 でも大阪の文化住宅や文化包丁はセロハンに包まれていない。

 怒濤の青魚メール。

ご意見 「じふ」です。なつかしい言葉を何年ぶりに目にしたことでしょう。亡くなった父の好物でした。お刺身、とくにカツオのお刺身が残ると、というよりは父などはわざと数切れ残して「じふ」にしてました。
 お刺身を、周囲に残ったツマの細切りの大根ごと小鍋に移します。そこに日本酒をドボドボ、そしてみりんあるいは砂糖、しょうゆを入れ、煮立ったところで溶き卵をまわしいれて半熟になったら火を止めます。刺身を肴に晩酌したあと、締めくくりに、このじふをおかずにご飯を食べていたものでした(スペイン在住 三重県紀伊半島出身 トマトンさん)
じぶとは魚をすき焼き風に調理して食べるもの=PIXTA

 このような家庭の食べ物であるから「じふ」を店で食べるのは難しい。岡山県の日生で「サワラの炒り焼き」を食べたが、これがすき焼きのたれでサワラを煮たものであった。

 でも根本的に「じふ」とは違うものである。「じふ」は魚が煮えるときにでる音から付いた名との説がある。

ご意見 サバのすき焼き、懐かしいですね。小さいころ(1960年代)、母親の作るサバすきを普通に食べていました。母親は京都人、食べていた場所は広島県です。
 今から考えるに、食べ盛りの子供3人をかかえた家計の苦しい母が、当時高かった肉のかわりに安いサバを発作的に使ったのではないか、そして意外においしかったのでリピーターと化したのではないか、というのが私の想像です。それでも「なぜにサバ?」の謎は残ります(きっきさん)
琵琶湖で食べたウナギのすき焼き

 紀伊半島ではないところにも魚のすき焼きはあった。ほかにもある?

ご意見 サバですき焼きと言えば、熊本・天草に「さしつけ」という料理があるそうです。漫画「クッキングパパ」で詳しいレシピが紹介されています(いけずな京女43歳さん)

「さしつけ」についてはそれぞれで検索を。卵はつけないが作り方と食べ方は、まさにすき焼き。

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