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星野朝子・日産自動車専務執行役員(56)が語る母校・慶応義塾の思い出。中学受験で慶応義塾中等部に入るも、内部進学した慶応義塾女子高では、勉強に身が入らなくなった。だが、負けず嫌いな性格がここ一番で力を発揮し、大学は慶応義塾の看板である経済学部に進学。後のキャリアへの扉を開いた。

 高校で勉強するモチベーションはなくなったが、学校生活は非常に充実していた。

中等部は男女共学ですが、慶応女子高は女子しかいないので、中等部と違い男子の目を気にする必要がまったくありません。女子同士の気楽な雰囲気で、気がとても楽になり、すごく楽しい3年間でした。

女子だけになると、それまで男子がしていたことを自分たちでするようになります。例えば、中等部のときは、男子が先生たちにいたずらして怒られるのを女子は冷ややかな目で見ていましたが、高校では、面白がって先生にいたずらする女子が出没するようになりました。

ある日、教育実習で来ていた教師の卵の大学生をいじめてやろうと、全員、机を逆向きにして後ろを向いて座ったことがありました。実習生が、「みなさん、こちらを向いてください」と頼んでも、全員無視。いま思えば、悪いことをしましたが、当時はそんないたずらがとても楽しく感じました。

文化祭も楽しい思い出です。手先が器用で洋裁が大好きだったので、友達と一緒に手作りのポーチやカバン、毛糸の人形などを売りました。部活動でスキーをやっていたので、スキーの古いストックを切って研磨し、指輪を作製したりもしました。とても好評で初日に売り切れてしまい、急いで材料の買い出しに行き、徹夜で新しいのを作って次の日にまた売りました。

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