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後悔しない格安スマホ 17年春のお薦め3選

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就職や進学のタイミングである春は、通信会社やスマートフォン(スマホ)乗り換えのチャンス。今の狙い目は、大手携帯電話会社よりも通信料金が安い「格安SIM」と、コストパフォーマンスに優れる「SIMフリースマホ」を組み合わせた「格安スマホ」だ。

2017年春に格安スマホを後悔しないで選ぶポイントを、通信会社・料金プランと端末それぞれについて解説する。また上記のポイントを踏まえたおすすめの格安スマホを、通信会社と併せて3つ紹介しよう。

最初に、格安スマホの通信会社・料金プラン選びについて解説しよう。ポイントは「大容量プラン」「カウントフリー」「セットプラン」の3つだ。

プラン(1)通信容量が多い「大容量プラン」があるか?

スマホでもオンライン動画の再生や大容量アプリのダウンロードといった、通信量を多く消費する使い方をする人が増えている。大手携帯電話会社ユーザーには、毎月数GBではとても足りず、月20G~30GBの大容量プランを契約している人もいる。

格安スマホの通信容量は今でも、月3GBまでや月5GBまでが主流だが、月10GB以上の「大容量プラン」を提供している通信会社がいくつかある。例えば「イオンモバイル」(イオンリテール)や「FREETEL SIM」(フリーテル)では月50GBまで、「楽天モバイル」(楽天)や「BIGLOBE SIM」(BIGLOBE)では月30GBまで使える料金プランを提供している。スマホでの通信量が増えそうな人は、こうした大容量プランも備える通信会社を選ぶのがいいだろう。

なお、格安スマホに乗り換える前には、実際に使っている通信容量を確認しておくべき。自分が毎月どれくらい通信しているかは、通信会社のマイページやスマホの「設定」アプリで確認できる。大容量プランが必要かどうかチェックを忘れずに。

プラン(2)SNSなどの通信が無料になる「カウントフリー」があるか?

大容量プランとは別のアプローチで通信容量の問題を解決するのが、「カウントフリー」機能だ。

カウントフリーに対応した料金プランでは、SNSや動画サービスなど、特定アプリを使った場合の通信が無料で、通信容量は減らずに残る。結果的に、カウントフリー対象外のアプリで使える容量が増えるのだ。

カウントフリー対象アプリの分だけ通信容量を消費しなくなくなるため、月額料金が安いプランに変更できる場合もある。大手携帯電話会社には見られない、格安スマホならではの機能だ。

例えば「LINEモバイル」(LINE)では、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICを使ったときの通信が無料になるカウントフリー機能が標準で備わっている(カウントフリー対象のアプリは料金プランにより異なる)。

また、「BIGLOBE SIM」(BIGLOBE)では、YouTubeやAbemaTVなどの通信が無料になるカウントフリー機能「エンタメフリー・オプション」(月額480円または980円)を契約できる。動画サービスは特に通信量が多くなりがちなので、カウントフリーの効果が大きい。

よく使うアプリがカウントフリーの対象になっていれば、こうした通信会社が扱っている格安スマホに乗り換えることで、通信料金をよりいっそう節約できるだろう。

プラン(3)シンプルな「セットプラン」があるか?

第3のポイントは、料金のわかりやすさを重視した「セットプラン」だ。

楽天モバイルや「UQ mobile」(UQコミュニケーションズ)などが提供しているセットプランでは、「格安スマホの料金プラン」と「通話料割引オプション」が最初からセットになっている。通信会社によってはさらに「スマホ端末代の分割料金」も一緒になっている。

大手携帯電話会社の月額料金は、基本料金とパケットパックのセット料金なので、格安スマホのセットプランは大手から乗り換えるときに料金を比べやすい。また、プランと通話料割引を自分で組み合わせる場合より、セットプランのほうが割安な価格に設定されているのも特徴だ。

ただし、セットプランでは大手携帯電話会社のような「2年縛り」が設けられている場合もある。他社から魅力的なサービスが登場したらすぐにでも乗り換えたい、と思っている人は、セットプランの契約は慎重に検討しよう。

次に、格安スマホの端末についてチェックしてみよう。ポイントは「高性能」「おサイフ&防水」「オリジナル機能」の3つだ。

端末(1)処理性能やカメラが優れているか?

最近では「格安」と言いつつも、大手携帯電話会社のスマホにも負けない高性能スマホが数多く登場している。

例えば楽天モバイルが扱う「Mate 9」(ファーウェイ)は、マルチタスクに強い8コアCPUと4GBメモリーを備えたハイスペックなスマホだ。ダブルレンズのライカカメラも搭載しており、一眼レフのような写真を撮影できる。

また、楽天モバイルでは処理性能を抑えつつカメラ性能を重視した「honor 8」(ファーウェイ)も販売している。Mate 9ほどのハイスペックは不要でも、カメラ性能にはこだわりたい人にぴったりだ。

格安スマホでは、安くて必要十分な性能を備えた端末がそろっている。だが性能が高い端末が多い大手携帯電話会社から価格だけを見て乗り換えると、処理性能などの面で物足りなさを感じてしまうこともある。ある程度の性能を求める人は、スペックの高い格安スマホを選ぶのがいいだろう。

端末(2)おサイフケータイや防水に対応しているか?

次のポイントは、「おサイフケータイ」や「防水防じん」といった、国産スマホではおなじみの機能を備えているかどうかだ。大手携帯電話会社のスマホには当たり前のように備わっているこれらの機能も、価格重視の格安スマホでは使えないことが多い。

だが、「arrows M03」(富士通)や「AQUOS SH-M04」(シャープ)は、処理性能こそ格安スマホとしては標準的なレベルながら、おサイフケータイと防水防じんに対応。arrows M03はワンセグの視聴機能や耐衝撃性能も備えている。

通信料金は安くしたいが、使い勝手は大手携帯電話会社のスマホと同じ端末を選びたい。そんな人は国産の格安スマホを選ぶのがいい。

端末(3)工夫を凝らした「オリジナル機能」を備えているか?

最後のポイントは、かゆいところに手が届くオリジナル機能だ。格安スマホのなかには、メーカーが工夫を凝らした独自機能を搭載したものがある。誰が使っても便利な機能もあれば、特定の条件にはまることで大きく輝く場合もある。

わかりやすいところでは、ASUS(エイスーステック・コンピューター)の「ZenFone 3 Max」やフリーテルの「RAIJIN」のように、通常の倍近い大容量のバッテリーを搭載した機種だ。単純にバッテリー切れの心配が減らせるだけでなく、ZenFone 3 Maxではバッテリーが切れかけた別のスマホの充電にも使える。

また、Mate 9や「ZenFone 3」(ASUS)など、2枚のSIMカードをセットすることで、2つの番号で同時に電話を待ち受けられる「DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)」に対応したスマホもある。

例えば、プライベート用の格安SIMと仕事用スマホのSIMをセットしておけば、スマホを2台持ち歩く必要がなくなる。片方のSIMだけをオフにすることもできるので、退社後や週末は仕事の電話を受けないように設定することも可能だ。

「AQUOSケータイ SH-N01」(シャープ)のように、フィーチャーフォン(ガラケー)の使い勝手を踏襲した端末も登場している。ガラケーからスマホに乗り換えるのが不安な家族がいても、こうした端末を扱っている通信会社であれば、家族全員で一斉に乗り換えることもできるだろう。

おすすめの格安スマホは?

それでは上記の選ぶポイントを踏まえた、おすすめの格安スマホを紹介しよう。

大手携帯電話会社のスマホにも負けない高性能を求めるなら、月10GB以上の大容量プランが選べる楽天モバイルの「Mate 9」(ファーウェイ。一括購入価格6万800円、24回の分割購入価格2534円/月)がおすすめだ。

Mate 9は5.9型のフルHD(1920×1080ドット)ディスプレーを備えた、格安スマホとしては高性能な機種だ。最大の特徴は、カメラメーカーのライカと共同開発したダブルレンズ仕様のアウトカメラだ。カラーとモノクロの2つのセンサーで被写体の細部や色合いを捉えることで、一眼レフカメラのような美しい写真を撮影できる。

きれいに撮れた写真はLINEやSNSでシェアしたくなるし、ほぼ6型の大画面は動画コンテンツとの相性も良い。写真の投稿やオンライン動画の視聴はスマホの通信量を押し上げる原因だが、楽天モバイルでは月30GBまでの大容量プランを用意する。料金プランの点でも、Mate 9は大手からの乗り換え対象として申し分ない。

国産スマホを購入するなら、UQ mobileの「DIGNO W」

おサイフケータイや防水性能など、暮らしに密着した国産スマホならではの機能を格安スマホにも求めるなら、セットプランで購入できるUQ mobileの「DIGNO W」(京セラ。一括購入価格3万4900円、24回の分割購入価格1450円/月+頭金100円)がおすすめだ。

DIGNO Wは5型のHD(1280×720ドット)ディスプレーを備えた京セラ製のスマホだ。スペック上の処理性能は2017年春の機種としては標準的だが、「おサイフケータイ」「ワンセグ」「防水(IPX5/X8)」「防じん(IP5X)」「耐衝撃」に一通り対応している。

大手携帯電話会社からDIGNO Wに乗り換えるなら、通話料割引オプションがセットになった「おしゃべりプラン」または「ぴったりプラン」を選ぶのがいい。

月額料金と通信容量はどちらも一緒だが、おしゃべりプランでは5分間の通話定額が、ぴったりプランでは毎月使える無料通話分がセットになっている。通信容量とオプションのタイプを選ぶだけなので、気軽に格安スマホへ乗り換えられる。

コミュニケーションを重視するなら、LINEモバイルの「ZenFone 3」

スマホでのコミュニケーションを重視している人には、SNSのカウントフリーに対応したLINEモバイルの「ZenFone 3」(ASUS。一括購入価格3万9800円、分割購入不可)がおすすめだ。

ZenFone 3は5.2型のフルHD(1920×1080ドット)ディスプレーに、8コアCPUと3GBのメモリーを搭載している。Mate 9には及ばないが、格安スマホとしては平均以上の処理性能を備え、DSDSにも対応している。

ASUSの人気機種であるZenFone 3は取り扱う通信会社も多いが、ここではLINEモバイルでの購入をおすすめしたい。料金プランは、LINE、Twitter、Facebook、Instagramが無料で通信できる「コミュニケーションフリープラン」がおすすめだ(LINE LIVEの再生など、一部は無料の対象外)。

コミュニケーションフリープランでは、上記4つのアプリを利用した際に通信容量を消費しない。加えて、容量の有無にかかわらず、これらのアプリはいつでも通常の速度で通信できる。たとえ容量を使い切っていても、LINEのトークやTwitterのタイムラインは普段通り使えるのだ。

こうしたLINEモバイルならではの特徴に加えて、ZenFone 3なら2つの電話番号で同時待ち受けができる。LINEモバイルとZenFone 3の組み合わせは、コミュニケーションツールとしてスマホを使う人に最適だろう。

(ライター 松村武宏)

[日経トレンディネット 2017年3月23日付の記事を再構成]

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