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目玉焼きにはソースかしょうゆか ハムエッグはどう?卵(1)

オムレツにケチャップ=PIXTA
ご意見 大したネタはありません。でも書かずにはいられないのには理由が…年末に車を後方から追突されて玉突き事故に巻き込まれました。はじめは大丈夫と思っていたのですが、ムチ打ち症状が出てきて今は手が上手く動かない。左の親指は特に悪くて曲げたり反らせたりができないのですよ。左手でヒッチハイクしたら、車は止まってくれないことだろう。グーしかできないから。今のうちに他の指の力を振り絞って夫の両親(アメリカ白人)の話を。
義母は義父に昔、オムレツにケチャップをつけたら離婚すると言ったらしい。後に実際離婚しました~。ホントにケチャップのせいだったのか?(足の遅いジョンソンさん)

卵料理に何をかけるかという問題は、洋の東西を問わず、死活的に重要であるらしい。こじれると「別れ」が待っている。

熟年離婚の半数はコレが原因だったりして。

生卵でも。

たまごかけご飯
ご意見 ニューヨークの田舎町に住んでいたときのこと。ある日、どうしても卵かけご飯が食べたくなりました。しかし、アメリカ人の元ダンナに、まるでネッシーか火星人に遭遇したかのように驚かれました。アメリカでは生では食べないのだそうです。
それに生の卵にはサルモネラ菌がいるから、町のダイナーでもレストランでも、卵には完全に火を通してからでないと客に出してはいけないのだそうです。半熟目玉焼きはダメダメ君だそうです。
卵かけご飯がどうしてもどーしても食べたかった私は、車を30分ほど走らせ、隣の州にある日系のスーパーまで行き、生で食べても大丈夫と日本語の説明書がついている、えらくお高い卵6個入り1ケースを買って、元ダンナが止めるのを聞かずに、家庭内民族大戦争勃発も厭わず、白いご飯に卵をかけてしょうゆをちょっとたらし、むせび泣きながら食べたのでした。元ダンナのワタシを見る目が、その日から少し変わったような気がしました(東京のあさちゃん)

もひとつ、米国の卵かけご飯。

アメリカのたまご
ご意見 アメリカの卵の黄身は一般的にすごく黄色が薄いです。日本の卵の鮮やかな黄色(オレンジ色?)に慣れていると、何となく鮮度が悪いように感じ最初はかなり戸惑います。これ生で食べても大丈夫かなあ、って。
実際は平気なんですが、初めて卵かけご飯をしたときは勇気がいりました。これはやはり与えている餌の違いなのでしょうか。
私の地元(熊本県最北部の市)では、黄身のことを「きみ」ではなく「きなみ」と呼んでいたような気がします。少なくとも私の実家はそうでした。野瀬さんの地元、久留米ではどぎゃんでしたか?(オクラホマンさん)
和牛の握り=PIXTA

私は以前から疑問がある。すなわち「日本以外に生卵を食べる国があるのか」ということである。もう随分昔のことだが、寿司屋で生に近い牛肉の「たたき」を握ってもらったところ、隣りの多分米国人の男性客がお目々ぐるぐるの口あんぐりで見ていた。

刺身に限らず、豆腐でもなんでも日本人はいろんな生ものを口にする。これって日本に特異的な食文化なのか。

外国在住、あるいは在住経験者の同人の皆さん、教えていただきたい。

タルタルステーキ=PIXTA

ベティー隊員 そういえばタルタルステーキって生肉じゃなかったかしら。生卵をのせたりしますよね。

デスクん? タルタルステーキは元々蒙古系のタタール人の料理ですよね。韓国ではユッケ。韓国は生食多いですよね。僕はタコの躍り食?いが大好きです。口の中で「あぁ、吸い付くぅ!」って感覚が大好き。

ユッケ

それから久留米では黄色は「きないろ」である。「信号はきないろばってん渡ろ」などと言う。運動会の黄組は「きなぐみ」である。黄粉が「きなこ」であるように。

卵の黄身は「きなみ」なのだが、「いつでーもお いつーでもお 黄身だあけえをー」と西郷輝彦の歌の替え歌を口ずさむときだけは「きみ」である。

デスク頭を抱えて ダジャレはともかく、そもそも西郷輝彦って古過ぎない? 辺見えみりのパパですよ。若い同人は知らないんじゃないかなぁ。

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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