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くすみを解消して肌ツヤアップ 炭酸水の美容効果

日経ヘルス

2017/3/30

(写真:鈴木希代江、イラスト:金子なぎさ)
日経ヘルス

市販のペットボトル炭酸水が、肌の血行を促進し、くすみのない肌をつくる「美容アイテム」として活用できることがわかった。「水に二酸化炭素を溶け込ませた炭酸水は、非常に小さい分子構造をしているため皮膚への浸透度が高い。パックなどで肌に炭酸水を密着させると、真皮内の毛細血管に二酸化炭素が届き、血管拡張物質が分泌される」と、国際医療福祉大学の前田眞治教授は話す。

血管が広がるとその分血流が増え、酸素や栄養などの供給も活発になる。その結果、細胞が活性化し、肌のターンオーバー(新陳代謝)も促される。血色のいい健康な肌に整っていく。

保湿などの美肌効果を求めるなら炭酸コスメなどにも注目。「血管の反応性には加齢変化と個人差があり、低い人は角層の水分蒸発量が高く、肌の乾燥の一因になるという最近の研究結果がある。肌への浸透力を高めた炭酸製剤には、血管に効率的に働きかけ、ひいては乾燥を防ぐ効果なども期待できる」と花王スキンケア研究所の次田哲也上席主任研究員。

今すぐ始められる簡単かつ効果的な炭酸美容を紹介。定期的に続けてくすみ知らずの肌をキープしよう。

【週イチケアで肌を再生 炭酸温水フェイスパック】

くすみのない肌を目指すなら、血行を促進し、肌のターンオーバー(新陳代謝)を整えることが必須。そこで有効なのが、炭酸「温水」フェイスパック。市販の飲用炭酸水をペットボトルごと湯船で温め、洗面器でコットンやタオルにしみこませてパックするだけ。

「血管は約34度以下で体温を守るために収縮し始める。血管拡張作用を得るには、温めた炭酸水を使うことが重要。入浴中に行うことで、リラックス作用や温浴との相乗効果でさらに血行促進が高まる」(前田教授)。パック後の血流アップした肌に化粧水などでしっかりと保湿しよう。

1.炭酸温水を浸したコットンやタオルをのせる  体温よりもやや高めに温めた炭酸水をコットンやタオルにしみこませ、ひたひたにぬらした状態で肌にのせるだけ。

2.5~15分パックする  パックの時間は5~15分程度が目安。より効果を得るためには10分以上がお薦め。顔がだんだんと温まり、血色もアップ。入浴しながらゆっくりと。

3.ペットボトルは湯船で温める  40度前後の湯船に、炭酸水のペットボトルごと浮かべておこう。“人肌”の炭酸温水なら、肌にのせたとき血管が収縮することなく、スムーズに血流アップ。

4.シートマスクを活用してもOK  「最も炭酸温水がしみこみやすいのは吸水性の高いタオル」と前田教授。市販のシートマスクやコットンは、よりこまめに足しながら行うといい。

[効果アップテク]

・5分で真皮にアプローチ  「炭酸水に含まれる二酸化炭素は、5分ほどで真皮の毛細血管まで到達する」(前田教授)。パックが最も有効。

・週イチ!定期的に  週1回パックを行えば、約28日周期の肌のターンオーバーのサイクルの中で、4回細胞に栄養を供給できる。

・こまめに炭酸温水を足す  炭酸水の濃度を高く保つため、パックの上からこまめに炭酸温水をかけ足そう。常にひたひたの状態をキープ。

■顔からデコルテまで一気に血流アップ オリジナルタオルで炭酸温水パック

薄手のフェイスタオルを1/2の長さにカット。自分の目と鼻の位置に合わせてハサミで穴を開ける。洗面器にタオルを入れ、その上から炭酸温水をしみ込ませる。顔からデコルテまでタオルをのせて5~15分パック。上のほうから少しずつ炭酸温水をかけ足して炭酸濃度を保つ。

(左上より)薄手のフェイスタオルをカット。自分の目と鼻の位置に合わせて穴を開ける→洗面器にタオルを入れ、炭酸温水をしみこませる→タオルをのせて5~15分パック→少しずつ炭酸温水をかけ足す

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