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黒島結菜 20歳で振り返る沖縄時代、めざす女優の姿

日経エンタテインメント!

2017/3/31

2017年3月15日に20歳となった黒島結菜。『時をかける少女』(2016年)でゴールデンタイムのドラマ初主演を務めるなど、成長著しい若手女優の1人だ。彼女は沖縄県出身。沖縄といえば、90年代に、安室奈美恵ら沖縄アクターズスクール出身者が一世を風靡したが、黒島はもともと芸能界を目指していたわけではなかったという。

1997年3月15日生まれ。沖縄県出身。15年『あしたになれば。』で映画初主演。17年は舞台『少女ミウ』(5~6月/東京ザ・スズナリ)などへの出演を控える。(写真:中村嘉昭)

「小さい頃に見ていたドラマは、『キッズ・ウォー~ざけんなよ~』(99~03年)。初めて顔と名前が一致した女優さんが(出演していた)井上真央さんで、その真央さんが出演した『花より男子』(05年)が、初めて『この人が出るから見よう』と思ったドラマです。最初の『花男』の時は8歳だったんですけど、その頃は女優さんになりたいとは思っていなくて。飛行機が好きだったので、空港で働きたいと言っていたこともありました。

小学校の時は周りにも芸能界を目指す子はいなかったんですけど、中学生の時に県内で転校した先には、アクターズスクールに通っている子や女優になりたいという子、AKB48さんなどアイドルも人気で、実際、地元のグループに入った子もいました。でも、私は隅っこでそんな子を見ているタイプのまま。芸能界は想像することもできないくらい、夢のまた夢の世界だったんです」

そんな黒島のデビューのきっかけは、12年に開催されたウィルコム沖縄のイメージガールコンテスト。『沖縄美少女図鑑賞』を受賞し、現在の事務所への所属が決まった。

「自分からアピールできるタイプじゃなかったので、お母さんが『経験だ』と応募したんです。事務所に所属が決まり、レッスンを受けるようになってからお芝居って楽しいと思うようになりました」

■新作の現場では初の年長組

10代の俳優は学校を舞台とする作品で経験を積む。黒島もドラマ『ごめんね青春!』(14年)や映画『ストロボ・エッジ』(15年)など、多くの学園モノに出演してきた。最新作『サクラダリセット』(前篇3月15日、後篇5月13日公開)でも高校生役を演じる。

「学園モノは、教室のシーンなどカメラに映っていない場所での演技が多いんです。『ごめんね青春!』で共演した、今でも仲の良い森川葵ちゃんは、そんな場所でもしっかり演技をしていて。同世代から学ぶことも多かったですね。

『サクラダリセット 前篇/後篇』(ショウゲート配給)(C)2017映画「サクラダリセット」製作委員会

『サクラダリセット』は、初めて年下の子が多い現場でした。生徒役のメインキャストでは野村周平さんが年上なんですけど、女の子では私が一番上。『あれ? 今までは下だって甘えてきたけど、違うぞ』って(笑)。年下の子はキラキラしているイメージがありますね。私はそういう面がないのでうらやましいなって思います。

20歳になると、やっぱり責任や覚悟が生まれますね。生きていく上で知っておかなければいけないことが増える。お仕事でも、どんどん次が来ているので、私はさらに上に行ければと思います」

(日経エンタテインメント! 羽田健治)

[日経エンタテインメント! 2017年4月号の記事を再構成]

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