アプリで複数口座管理 家計簿や資産形成に大活躍サブバンクをマネーハックする(4)

このうち、

・クレジットカード

・電子マネー

・証券口座

・iDeCoなど確定拠出年金口座

といったものはまとめて登録しておくと、アカウントアグリゲーションのメリットがさらに発揮されます。「どこに」「いくら」あるかがすぐ分かるようになるからです。

個人資産や家計簿の管理へステップアップ

例えば、クレジットカードについては「いつ」「いくら」引き落とされるかが一元管理できるようになりますから、それを見てオンラインバンキングで資金移動することが可能です。引き落としミスを繰り返してブラックリストに載るような心配もしなくて済みます。

証券口座やiDeCoの残高も分かりますので、資産の成長度合いを簡単に実感できるようになります。

電子マネーも複数あるカードに今いくら残っているか、ぱっと見でチェックできます。チャージの手間が減ったり、効率的にお金を動かせたりするようになるでしょう。

そして、アカウントアグリゲーションの機能を使い込んでいると、クレジットカードの利用明細や電子マネーの利用、銀行口座からの公共料金の引き落としのデータが積み重なり、「家計簿」として活用できるようになります。ITがあなたの家計簿記帳を自動化してくれるのです。

サブバンクの活用によって、個人資産の統合管理体制が整い、家計簿の記帳も実現するとすれば、まさにフィンテックです。

フィンテックの果実を私たち個人がフルに享受するなら、まずはアカウントアグリゲーションと家計簿機能だと思います。ぜひチャレンジしてみてください。

マネーハックとは ハックは「術」の意味で、「マネー」と「ライフハック」を合わせた造語。ライフハックはIT(情報技術)スキルを使って仕事を効率よくこなすちょっとしたコツを指し、2004年に米国のテクニカルライターが考案した言葉とされる。マネーハックはライフハックの手法を、マネーの世界に応用して人生を豊かにしようというノウハウや知恵のこと。
山崎俊輔
AFP、消費生活アドバイザー。1972年生まれ。中央大学法学部卒。企業年金研究所、FP総研を経て独立。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。著書に『誰でもできる 確定拠出年金投資術』(ポプラ新書)など。http://financialwisdom.jp
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