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満員電車でもできる 好印象になる心の平熱の上げ方

2017/3/27

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 まもなく新年度を迎えます。春はお付き合いや仕事において人間関係が大きく変わるとき。相手に対する印象を大きく左右するのは、やはりマナーです。今回は、周囲に良い印象を与えるマナーの基本についてあらためて見直すとともに、大切なことをお伝えしたいと思います。

■「美しいまっすぐな姿勢」を確認するには

 マナーの5原則は「表情、態度、あいさつ、身だしなみ、言葉遣い」です。

 印象を左右する要素にはまず「見た目」があります。「見た目」には態度、表情、身だしなみなどが関係します。

 「態度」には、すぐ目に見える外面的な態度と、内面的な態度があります。外面的な態度で、第一印象を良くするのに欠かせないのが、姿勢です。

 「背筋をまっすぐにして」といわれても、自分ではやっているつもり。どこをどうすればいいのか、なかなかわかりませんよね。簡単にできる方法をお伝えしましょう。壁に、かかとからお尻、背中、肩、頭までをつけてまっすぐ立ち、軽くあごを引きます。そのまま1歩、前に出てみてください。その状態が「背筋がまっすぐに伸びている」美しい姿勢です。私の研修では、よくこれを行っていただくのですが、皆さん、口をそろえて「普段の姿勢と比べて、かなり違う」とおっしゃいます。ぜひ、背筋を常にまっすぐ伸ばすことを意識してみてください。座るときも、椅子に深く座るのではなく、座面の半分くらいにお尻を乗せて、腰から頭までをまっすぐに保つイメージで座ると美しい印象になります。

 「態度」にはもう一つ、内面的な態度があります。これには自己管理、特に感情のコントロールが深くかかわります。よく、怒りやいらだちなどの感情がすぐ声や表情に表れてしまう人がいますが、特に仕事の場においてはNGです。相手が不快になるのはもちろんのこと、何よりも、あなた自身の評価を下げてしまいます。自らの行為で、自分の格を下げるようなことはしないほうが賢明です。

 さらに、他人に対する好き嫌いの感情も同様です。先日、私の元に相談にいらした女性管理職の方は、「部下が指示に従わない」というご相談でした。話をしていくと「部下の中にも、気が合う好きな部下と、嫌いな部下がいるんです」とおっしゃったのです。ここがポイントでした。嫌われている部下の立場に立てば、自分のことを嫌っている上司の言うことに果たして従うでしょうか、ということですね。

 人として好き嫌いの感情があるのは当然のこと。しかし、仕事という場において、上司や部下という立場で対面するときは、感情よりも立場をわきまえましょう。業務の遂行という大きな目的を担っている私たちに、そうした個人的な感情は障害となります。好悪の感情はニュートラルに。ビジネスマナーの基本のひとつとして、このように自分を律するということも重要なマナーなのです。

■心の温度を高めてオープンマインドに

 見た目を左右するもう一つの要素が「表情」です。

 自然体でその人らしい、いい表情を生み出すものは何だと思いますか? 私はそれを「心の温度」だと考えています。

 よく、体温が低めになると免疫力が下がり、病気がちになるといいますね。体温を下げないように、上げるように意識することが健康に役立つというのです。この体温と同じように、心にも温度があると考えます。「心の温度」を常に高めに維持することで自然に表情が明るくなり、相手を気遣う余裕が生まれると思います。

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