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縦型デザインで軽快 売れる「薄マチ2Way」リュック

特集 この春に買いたいビジネスギア 前編

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NIKKEI STYLE

ビジネススタイルのカジュアル化が進み、リュックはいまやビジネスバッグの定番のひとつになっている。荷物の重さを感じにくいうえ、両手が空くため自転車での通勤も快適。リュックにもなる3Wayブリーフも人気だが、背負うことが前提であれば、リュックをメインとして作られたバッグのほうが使いやすい。そこで今回は、売れ行き好調の「ビジネスリュック」にフォーカスした。

リュックでの使用を前提とした縦型設計

手提げとして使うことを前提とした3Wayブリーフは、横向きでの使用に最適化されている。これに対してビジネスリュックは、ファスナーの向きやポケットの位置、収納スペースなどが縦型設計になっているため、背負ったときの使い勝手のよさが段違い。とはいえビジネスでは、リュックだと不都合なシーンもあるので、横向きの手提げブリーフとしても使えるスクエア型の2Way仕様が人気らしい。

「人気ブランドのマスターピースに別注した2Wayリュックは、発売してちょうど1年ほどになりますが、伊勢丹新宿店メンズ館で200本以上売れ、リュックのベストセラー商品です」(三越伊勢丹 鞄・革小物バイヤー 井波亮氏)

また、伊勢丹ではポーターに別注した2Wayリュックも展開しており、マスターピースの商品と同様に20~30代の男性を中心に非常に好評だとか。

これらの2Wayリュックは、3Wayブリーフよりも薄マチであることも特徴だ。

「必要最低限の機能が付いていて、かつ、なるべく軽量・コンパクトで使いやすいバッグを探される方が多い傾向にあります。これはPCを持ち運び、逆に書類を持たれる方が少なくなったことも背景としてあると思います」(井波氏)

コンパクトで持ち運びしやすい薄マチのビジネスリュックは、荷物が少なくなっている現代のビジネスパーソンにフィットするのだ。両手が空くため、雨の日も自転車通勤も快適そのもの。今回は、そんな薄マチ2Wayリュックの注目作をピックアップした。

マスターピース/大ヒットを記録した三越伊勢丹別注モデル

先述した、伊勢丹新宿店メンズ館のリュックのベストセラー商品。マスターピースはメード・イン・ジャパンにこだわり、確かな品質と使いやすさを追求した機能性、現代的なデザインが三位一体となったバッグを展開。ワンランク上のクオリティーを求めるビジネスパーソンから支持される人気ブランドだ。

このマスターピースに三越伊勢丹が別注したバッグは、リュックをメーンとした2Wayモデル。

「2Wayのバッグはかばんの顔が手持ちのときに正面にくるものがほとんどでしたが、実際に2Wayのバッグを購入される方はリュックを探していて、プラスで手提げができるものを購入される方が多い傾向がありました。そのため、背負ったときにかばんの顔が正面にくる縦型デザインでの製作になりました」

これこそが3Wayブリーフとの決定的な違いであり、ヒットの要因といえるだろう。縦横どちらでもモバイルスリープにアクセスしやすいデザインになっていて、背面部分にも背負ったまま小物が入れられる縦方向のファスナーポケットが付いている。このようにリュックとしての使い勝手を高めた設計になっているのだ。

さらに、このマスターピースの2Wayリュックは、耐久性、はっ水性に優れ、光沢感のある上品なマスターピースのオリジナルナイロン素材を使っており、ビジネスにもカジュアルにも使える点も人気だという。

「購入層は幅広いですが、20代後半~30代半ばの方が一番多いです。今まで手提げのビジネスバッグで出勤されていた方が、より楽に出勤したい、自転車で通勤したいなどの理由から購入される方が多いですね。ビジネス用途の方が多いですが、カジュアルで使われる方もいらっしゃいます」(井波氏)

アッソブ/オフでもおしゃれに使える素材&デザインが魅力

アッソブは先のマスターピースを立ち上げたメンバーが独立し、2013年に新たに創業したバッグブランド。経験豊かなバッグデザイナーが手がける、機能性とデザイン性を兼備した国内屈指の人気を誇るブランドだ。そんなアッソブから展開されるバッグは、素材使いのうまさと、絶妙なカジュアルデザインが魅力。

今回紹介する2Wayリュックに使われている素材は、オリジナルのコーデュラバリスティックナイロン。一般的な1680D(デニール)のバリスティックナイロンとは違い、縦糸に1000D、横糸に840Dの66ナイロン糸を使用したコーデュラバリスティックで、規格の違う糸を使用することで程よい光沢感を残しながら固すぎない生地に仕上げている。

アッソブではこの2Wayモデルを発売する前に、これよりも少し大きな3Wayをリリース。アッソブらしいカジュアル感を持ちながらオンスタイルに使用できる3Wayバッグは、好調なセールスを記録したという。その後、もう少し小さめのタイプも欲しいとの要望が多く寄せられたことから、サイズ感をブラッシュアップし、ショルダーベルトを排除して、この薄マチの2Wayを発売するに至ったそうだ。

「アッソブのビジネスバッグを購入される方は、20代後半~40代前半の方が中心です。オフタイムにカジュアルなスタイルを好む方、スーツスタイルでもおしゃれにしたい方に支持されています。最近はオンスタイルでもバックパックタイプが定番化してきたのも要因として大きいのですが、スクエア型がきれいに出るこの2Wayリュックは特に人気が高いですね」(アンバイPR プレス 齋藤親子氏)

この2Wayリュックは大好評で、現在はキャメルとカーキしか在庫がないそうだ。1番人気のブラックは、4月末に入荷する予定とのこと。

ナナミカ/スポーツ&アウトドア由来の機能性をビジネスに応用

スポーツとユーティリティをキーワードに、世界中から集めたアイテムを展開するセレクトショップ「ナナミカ」のオリジナルブランドとしてスタート。街中でも快適に過ごせるデイリーウエアを提案し、アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」とのコラボレーションブランド「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル」もデザインディレクションしている。

また、イタリアのメンズアパレル展示会「ピッティ・ウォモ」にも出店するなど、海外からも注目を集めており、国内では感度の高いファッション関係者から絶大な支持を得ているブランドだ。

そんなナナミカの2Wayバッグは、スポーツ&アウトドア由来の機能性を持つシンプルなスタイルが特徴。ボディーには引き裂きや摩擦に強いコーデュラ素材をあや織りにしたコーデュラツイルを使用している。さらにはっ水加工を施し、外装のメインファスナーには止水ファスナーを用いるなど、悪天候での使用シーンも想定した作りがうれしい。

内装にはPCが収納できるポケットを装備するほか、アダプターやイヤホンなどの小物類を収納できるユーティリティーポケットが付いている。アウトドア由来のタフな設計ながら、現代のビジネスシーンにフィットする機能をしっかり備えているのだ。

「発売から売り上げは好調に推移しています。30代のクリエーターの購入が多いように思われます」(ナナミカ プレス 佐藤賢治氏)

通勤時の負担を軽減できる

以上、薄マチ2Wayリュックの注目作を3つ紹介した。いずれも人気ブランドだけあって、素材使いや収納力、そしてデザイン性も文句なし。使いやすさを追求しながら、おしゃれに仕上げていることがわかっただろう。

両手が空くリュックをビジネスバッグに選ぶ人は、自転車での通勤に限らず、通勤時の負担を軽くしたいと考えているはず。このような人には、サイズの大きな3Wayブリーフは不向きなのかもしれない。そのため薄マチで軽快に使える2Wayリュックが売れているのだと予想できる。

実はブリーフとしても使える薄マチの2Wayリュックは、まだ市場に多くは出回っていない。そのため「こんなバッグが欲しいと思っていた」という人も多いのではないだろうか。ビジネスリュックを探している人は、ぜひ今回紹介した薄マチの2Wayモデルを手にしてみてほしい。

(ライター 津田昌宏)

特集 この春に買いたいビジネスギア
 前編 縦型デザインで軽快 売れる「薄マチ2Way」リュック
 中編 ワザあり構造で印象に残る 「アイデア名刺入れ」3選
 後編 雨にも強い、オフ兼用コート 春はドレープで軽快に

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