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縦型デザインで軽快 売れる「薄マチ2Way」リュック 特集 この春に買いたいビジネスギア 前編

2017/3/14

ビジネス用にリュックを使う人が増えているが、今、3Wayでなく2Way、しかも薄マチのタイプが注目されている

ビジネススタイルのカジュアル化が進み、リュックはいまやビジネスバッグの定番のひとつになっている。荷物の重さを感じにくいうえ、両手が空くため自転車での通勤も快適。リュックにもなる3Wayブリーフも人気だが、背負うことが前提であれば、リュックをメインとして作られたバッグのほうが使いやすい。そこで今回は、売れ行き好調の「ビジネスリュック」にフォーカスした。

■リュックでの使用を前提とした縦型設計

手提げとして使うことを前提とした3Wayブリーフは、横向きでの使用に最適化されている。これに対してビジネスリュックは、ファスナーの向きやポケットの位置、収納スペースなどが縦型設計になっているため、背負ったときの使い勝手のよさが段違い。とはいえビジネスでは、リュックだと不都合なシーンもあるので、横向きの手提げブリーフとしても使えるスクエア型の2Way仕様が人気らしい。

「人気ブランドのマスターピースに別注した2Wayリュックは、発売してちょうど1年ほどになりますが、伊勢丹新宿店メンズ館で200本以上売れ、リュックのベストセラー商品です」(三越伊勢丹 鞄・革小物バイヤー 井波亮氏)

また、伊勢丹ではポーターに別注した2Wayリュックも展開しており、マスターピースの商品と同様に20~30代の男性を中心に非常に好評だとか。

これらの2Wayリュックは、3Wayブリーフよりも薄マチであることも特徴だ。

「必要最低限の機能が付いていて、かつ、なるべく軽量・コンパクトで使いやすいバッグを探される方が多い傾向にあります。これはPCを持ち運び、逆に書類を持たれる方が少なくなったことも背景としてあると思います」(井波氏)

コンパクトで持ち運びしやすい薄マチのビジネスリュックは、荷物が少なくなっている現代のビジネスパーソンにフィットするのだ。両手が空くため、雨の日も自転車通勤も快適そのもの。今回は、そんな薄マチ2Wayリュックの注目作をピックアップした。

■マスターピース/大ヒットを記録した三越伊勢丹別注モデル

マスターピースの「2Wayバッグ」(3万6000円)※価格はすべて税抜き

先述した、伊勢丹新宿店メンズ館のリュックのベストセラー商品。マスターピースはメード・イン・ジャパンにこだわり、確かな品質と使いやすさを追求した機能性、現代的なデザインが三位一体となったバッグを展開。ワンランク上のクオリティーを求めるビジネスパーソンから支持される人気ブランドだ。

このマスターピースに三越伊勢丹が別注したバッグは、リュックをメーンとした2Wayモデル。

「2Wayのバッグはかばんの顔が手持ちのときに正面にくるものがほとんどでしたが、実際に2Wayのバッグを購入される方はリュックを探していて、プラスで手提げができるものを購入される方が多い傾向がありました。そのため、背負ったときにかばんの顔が正面にくる縦型デザインでの製作になりました」

これこそが3Wayブリーフとの決定的な違いであり、ヒットの要因といえるだろう。縦横どちらでもモバイルスリープにアクセスしやすいデザインになっていて、背面部分にも背負ったまま小物が入れられる縦方向のファスナーポケットが付いている。このようにリュックとしての使い勝手を高めた設計になっているのだ。

さらに、このマスターピースの2Wayリュックは、耐久性、はっ水性に優れ、光沢感のある上品なマスターピースのオリジナルナイロン素材を使っており、ビジネスにもカジュアルにも使える点も人気だという。

「購入層は幅広いですが、20代後半~30代半ばの方が一番多いです。今まで手提げのビジネスバッグで出勤されていた方が、より楽に出勤したい、自転車で通勤したいなどの理由から購入される方が多いですね。ビジネス用途の方が多いですが、カジュアルで使われる方もいらっしゃいます」(井波氏)

サイズはW28.5×H42×D13.5cm。薄マチのコンパクトな設計のため背負った姿がスマート
メイン室のほかに、背中側に独立したクッション付きのPC収納を備える。見た目以上に荷物をしっかり入れられる
横向きのブリーフとしても違和感なく使える。フロントポケットも多く小物の仕分けも思いのまま
横向きのブリーフとしても違和感なく使える。フロントポケットも多く小物の仕分けも思いのまま

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