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働き方変えるモバイルPC選び 失敗しない4ポイント

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最近話題のキーワードの一つ「働き方改革」。これを進めるには、どこでも仕事ができて効率向上につながるモバイルノート選びがとても重要になる。パソコンメーカー各社も商機と見ており、今春は各社からモバイルノートの新製品が相次いで発売されて、大豊作と言える状況。ディスプレーのフレームを狭くして画面の表示部分を大きく取る狭額縁デザインがトレンドだ。

常に持ち歩くことを想定して選ぶなら、今は4つのポイントで選ぶべき。持ち歩いても苦にならない「軽さ」、愛用のカバンに楽に収まる「コンパクトさ」、仕事を片付け終わるまで十分持つ「バッテリー駆動時間の長さ」、必要な周辺機器がつながる「拡張性」の4点だ。仕事を快適にこなせる処理性能が加われば鬼に金棒だ。

700~900g台のものを選ぶ

持ち歩くのだから、軽い方がいいのは当たりまえ。しかしバッテリーは重いパーツなので、軽さを優先した製品はバッテリーを減らして駆動時間が短くなりがちだ。持ち歩き方と、駆動時間の長さやディスプレーの大きさとのバランスで考えよう。

ビジネスバッグなどに入れて自分の足で歩き回ることが多いのなら、700~900g台前半の軽いものがいい。例えば、NECの2イン1ノート「LAVIE Hybrid ZERO HZ」13.3型シリーズ(実売価格17万7000円前後から)の最軽量モデルは769gと非常に軽い。

富士通の13.3型モバイルノート「FMV LIFEBOOK UH」シリーズ(実売価格19万9500円前後から)も軽さが特徴だ。U75/B1は777gで8.3時間駆動で軽さ重視のモデル。U90/B1は駆動時間重視の上位モデルで、913gで17時間駆動と、軽さと駆動時間のバランスがいい。

持ち歩く時間が短いのなら1kg前後のものでも気にならない。持ち歩く時間がさらに短いか、車や電車で移動することが多いのなら1.3kgクラスの重めの製品でも問題ないだろう。

カバンに入る平面サイズで選ぶ

モバイルノートを持ち歩くときは、ビジネスバッグなどに入れるだろう。ここで大事なのは幅×奥行きの平面サイズだ。自分のカバンに入らないサイズは論外だし、入るとしてもカバンにひっかかるようなギリギリのサイズだと出し入れしにくくて不便だ。薄さを売りにしているモバイルノートもあるが、カバンに入れれば数mmの違いなど分からない。本当に重要なのは薄さではなく、軽さと平面サイズのコンパクトさだ。

ここで注目したいのが、最近のパソコンのトレンドである"狭額縁デザイン"だ。液晶ディスプレー周囲を囲むフレームを細く(狭く)することで、画面サイズはそのままで平面サイズが小さくなった。

例えば、レノボ「ThinkPad X1 Carbon」(実売価格21万6000円から)は、14型ディスプレー搭載だが13.3型ノート並みにコンパクト。画面サイズが大きいと、文字やアイコンが大きく見やすくなる。

デルの「New XPS 13 2-in1-1」(実売価格15万9980円から)も狭額縁デザインが特徴だ。13.3型ディスプレーを搭載しつつ11.6型ノート並みにコンパクトで、小さめのビジネスバッグにも収まる。

バッテリー駆動時間が10時間以上のものを選ぶ

ノートパソコンの中で電力を大きく消費するのはディスプレーや通信機能で、それらをどれだけ使うかでバッテリー駆動時間は大きく変わる。カタログ記載の駆動時間の6割前後が実際に使える時間の目安だ。今ならカタログ値で10時間以上のものを選ぼう。これなら電源のない場所で5~6時間使える。

バッテリー駆動時間が長いのは、東芝「dynabook V」シリーズ(実売価格15万1000円前後から)、前述の富士通「FMV LIFEBOOK UH」シリーズ上位モデルのUH90/B1だ。どちらも最長17時間で、これなら朝から晩まで使えるだろう。

必要な拡張端子をもった機種を選ぶ

現在、モバイルノートで機種ごとの違いが大きいのが拡張性だ。USBポートの種類と数、プロジェクターや外部ディスプレーに接続するための外部ディスプレー接続端子(HDMI出力やアナログRGB出力)の有無、メモリーカードスロットの有無、有線LANポートの有無に注意したい。

パソコンの使い方によって、必要な拡張端子は異なる。例えば、外出先でプロジェクターなどに接続してプレゼンすることが多いなら、外部ディスプレー接続端子は必須だ。デジカメのメモリーカードを読み込んで保存することが多いなら、メモリーカードスロットがないと困るだろう。

ディスプレー部分を外してタブレットとしても使えるパナソニックの12型2イン1ノート「レッツノートXZ」シリーズ(実売価格26万9000円前後から)は、モバイルノートの中では抜群の拡張性を誇る。VAIO「VAIO S13」(実売価格11万4800円から)も拡張性が高い。

このほか東芝「dynabook V」シリーズのように、本体の拡張端子は少ないが、外付けアダプターで拡張性を確保している製品もある。ただしこの場合はアダプターを忘れてしまうと大変だ。本体に端子がある方が安心感は高い。

搭載機種が増えつつあるのが、USBの新しい端子であるUSB Type-Cだ。Type-Cは小型で上下の区別がないので使い勝手がいい。薄型化のために、拡張端子はUSB Type-Cが数個あるのみという製品が登場している。

セキュリティーと使い勝手を高める生体認証機能

軽さやコンパクトさといったモバイル性能のほかにあると便利なのが、指紋認証や顔認証などの生体認証機能だ。持ち歩くモバイルノートでは、盗難や紛失による情報漏えいが心配になるが、生体認証でセキュリティーをある程度高められる。Windows 10には生体認証でWindowsへのログオンなどを行う「Windows Hello」という機能があり、これに対応したパソコンが増えている。

生体認証機能はセキュリティーと同時に使い勝手も高めてくれる。パスワードを入力するのは面倒だし、入力時に覗き見される恐れもある。生体認証機能なら、カメラに顔を映したり指紋センサーに指を載せるだけでそうした手間や心配なしにログオンできる。モバイルノートではこれから必須の機能になりそうだ。

メモリー8GB以上、SSDは256GB以上がベスト

パソコンなので処理性能ももちろん重要だ。操作に対するレスポンスを左右するのはCPUやメインメモリーだ。不便なく使える最低限のスペックはどの程度なのか把握して商品を選びたい。

CPUはCore iシリーズ、それもCore i5/i7搭載がベストだ。CeleronやPentiumはCore iシリーズの廉価版なので避けたい。メインメモリーはどの製品も4GB以上搭載しているが、これは最低ライン。複数のソフトを起動した時にレスポンスが鈍くなりやすいので、8GB以上が望ましい。

モバイルノートはデータを保存するストレージに、フラッシュメモリーを使ったSSD(Solid State Drive)を搭載している。これは一般的なHDDより衝撃に強い、データを読み書きするスピードが速いなどのメリットがある。容量は256GB以上欲しいところだ。128GBでは、すぐに容量不足になってしまうだろう。

なお、モバイル通信ができるSIMカードスロットを搭載するパソコンは店頭販売モデルにはまだ少ない。直販で購入できる法人モデルか、カスタマイズモデルで選べる場合がある。

(IT・家電ジャーナリスト 湯浅英夫)

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