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星野佳路 スキーの年間目標日数はなんと……

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日経Gooday(グッデイ) カラダにいいこと、毎日プラス

星野リゾートの星野佳路代表が実践する健康マネジメント術を紹介してきた。「食事」「睡眠」「ストレス軽減策」に続く最終回は「スキー」。実は星野さん、年間60日のスキー滑走を死守するため、冬の出張は雪のあるところを中心にするというほどの筋金入りのスキー好き。スキーを長く続けるためにも、健康管理は欠かせないと考えている。

◇   ◇   ◇

長野県の軽井沢出身ですから、幼い頃からスキーに親しんでいました。今では年間の滑走日数に数値目標を掲げていて、今シーズンは60日を目指しています。今のところ順調なペースですね。

目標設定をするようになったのは、5~6年前から。この数値目標を達成するために、冬の出張は雪のあるところを中心にしています(笑)。もちろん、重要な案件でしたら、雪のないところにも行きますよ。

これまでお話ししてきた1日1食の食事、3時間以上の深い睡眠の確保、1日1万歩以上歩くこと、そして、「3ない主義」によるストレスコントロールは、健康に結びつく根拠と実感があります。でも、スキーに関してはそう言い難い。健康のため、ストレス解消のためなど、理由をつけることもできますが、そうした言い訳は使わないようにしています。

ストレス解消のためと言えば、そんなに行かなくてもいいんじゃないか、効果がないんじゃないかと思う人も出てきてしまう。そうではなく、ただ単に行きたいから行く。そう言い切ってしまえば、何も言えなくなりますよね(笑)。

今、周りに迷惑をかけながらも、スキーに時間を費やすのは、自分なりの考えがあってのことです。仕事は70代、80代になってからでも、健康であれば続けられると思っています。でも、スキーは歳を重ねるとできる幅が確実に限られてくる。そうなったときに悔いが残らないように、今思う存分に滑っておきたい。そうすれば、65歳ぐらいになったときには、スキーのペースを落としても充実感を持って仕事にも本腰を入れられるでしょう。

スキーの一番の醍醐味は何ですかって?

一番の醍醐味は、旅とひもづいていることですね。例えばテニスは東京でもできて、どのコートでもさほど大きな違いはありません。でも、スキーは仲間と山へ出かける楽しみがあり、行く山によって景色も、斜面も、雪質も違います。その地域の文化や食べ物、お酒も違う魅力がある。おいしいものを囲んで仲間と語らう時間もいいですよね。

旅を通じて、スキーを楽しむ

星野リゾートにはスキー部があり、1年に1度は誰でも参加できる大きな合宿を企画しています。この合宿は、私がアシスタントと一緒に主宰。場所や日程、スケジュールをアレンジして、貸切にできるペンションなどの宿泊先を確保したら、一人当たりの参加費用を決定。足りない分は私が補填し、おいしいものが食べられるように食材を持ち込む交渉などもします。顧客満足度を高めないといけませんからね(笑)。前回の合宿には、全国の施設から延べ25名ほどが参加しました。

この合宿に参加すると、山形県の月山での合宿に参加する資格が得られます。ニュージーランドに延べ10人ほどで出かけたこともあります。

リフトの上で仕事をすることも

私と常に行動を共にするアシスタントは1年の任期で交代するのですが、「運転」と「英語」ができること、そして、「スキー上級者レベル」を条件にしています。月山の合宿では、リフトに乗っているときにアシスタントに仕事の電話がかかってきて、頂上に着くまでに案件が1つ解決しました(笑)。

もともとオンとオフの切り替えをあまり意識していないので、リフトの上で仕事をすることになっても気にしません。むしろ、いい仕事場だと思いますね。食事中にスタッフの間で仕事の議論が始まったときも「そんなことはリフトの上で話したら?」と言いました(笑)。スキー合宿では、職場で話をするときとはまた違ったコミュニケーションが取れるようにも思います。

70代で今のように滑るのは難しいだろうと思っていたのですが、ニュージーランドのスキー場で70代の日本人男性と知り合い、考えが変わりました。彼はそのスキー場で最も多い滑走距離を達成したことで表彰されていたのです。彼は7月から9月までのシーズン中は現地の自宅からシーズンパスで通っていて、私よりはるかに滑っているんですね。そんな大先輩と出会って、70代でも滑れると自信を深めてしまいました(笑)。

70代でスキーを楽しみ、仕事を現役で続けるためにも、健康管理はますます重要になってきますね。

星野佳路(ほしの・よしはる)
 星野リゾート代表。1960年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、米コーネル大学ホテル経営大学院修士課程修了。91年に星野温泉(現在の星野リゾート)社長に就任。所有と運営を一体とする日本の観光産業でいち早く運営特化戦略をとり、運営サービスを提供するビジネスモデルへ転換。2014年には開業100周年を迎え、2017年2月現在、全国で37のリゾート、旅館を運営。

(ライター 田村知子)

[日経Gooday 2016年1月21日付記事を再構成]

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