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食べ物 新日本奇行 classic

八戸せんべい汁を作る 南部せんべい手焼きセットで 漬物(番外編)

2017/3/11

 おにぎり・おむすびの回で野瀬が書いたように、先日、せんべい汁研究所(通称・汁゛研)の皆さんと、神田で富士吉田うどんを食べる機会がありました。その際に「ぜひ試してみてください」といただいたのが「はちのへ名物 南部せんべい手焼きセット」です。

南部せんべい手焼きセット

 ずしりと重い箱の中には鋳鉄製の焼きごてとせんべいの生地になる粉やピーナツなどが入っています。せっかくなので、これをみんなで試してみよう、さらには焼いたせんべいでせんべい汁を作ってみよう、ということになり、早速決行することになりました。

 場所は、先日のエミー隊員オフ会で登場した日光…もとい着物美女軍団のひとり、ライター・柏木珠希さんのお宅。お忙しい中、ご近所にお住まいの隊長こと三林京子さんも駆けつけてくださいました。

2種類の粉とピーナッツ、ごま

 鍋の準備は柏木さんにお任せして、まずは僕と隊長でせんべい焼きの準備に取りかかります。ちなみに、ひとり酒を飲まないエミー隊員は「私の飲むものがない!」と早々にコーラを調達すべく近くのコンビニへと出かけてしまいました。

 セットにはピーナツの入った甘系とごま入りの塩味系の2種類の「粉」が入っています。この日は、コーラのエミー隊員以外は「お酒の友」ということで、塩味の方を試すことになりました。

生地、できあがり

 説明書によると粉100グラムに水70ccを加えれば4枚分の生地ができるとあるのですが、あいにく柏木邸には量りがない。基本的にアバウトな性格の僕としては「いいや全部入れちゃえ!」と全ての粉をボウルに投入、その分水を増やしてかき混ぜることにしました。「どうせみんな食っちゃうでしょ?」のひと言に誰からも異存の声は上がりません。

 ところが何も考えず一度に水をぶちまけたところではたと気がついた。いけねぇ、ダマになる――。

 しかしさすがは南部せんべいの粉、乱暴な調理法にもダマになることはありませんでした。何の配慮もなく粉と水をぶちまけて手荒にかき混ぜたにも関わらず、立派なせんべい生地ができあがったのです。パンやうどん、蕎麦だったらこうはいかなかったでしょう。

ものすごい粘り

 僕が粉と格闘している間、隊長は焼き器をカセットコンロで温めます。サラダ油を焼き面になじませるなど、さすがベテラン女優ならではの気配りです。ちなみに、エミー隊員はまだコーラ探しの旅から帰ってきません…。

 練り上がった生地はなかなかの粘度です。ラップの上にのせて小分けにしようとしたところ、ラップに張り付く、手に張り付く。さらにはあまりのねばりにきれいに小分けることができません。そう、ここでも持ち前のアバウトさを発揮。大きな塊から「こんなもんかなぁ」と引きちぎって焼き器にのせることにしました。

せんべい焼き名人

 隊長が頃合いに温めてくださった焼き器の上に生地をのせ、植木ばさみの要領で挟み込みます。「プーィー」とちょっと失敗したすかしっPEのような音とともに、生地は厚い鋳鉄に挟まれ、目分量がゆえに余った生地は、鋳鉄の間からはみ出してきます。最初はおそるおそる弱火でトライ。分量をあやまったというかそもそもアバウトに生地をのせたため、最初の1枚は「みみ」がダンボに仕上がってしまいました。

 2枚目以降はもっぱら隊長が「焼き方」を担当、僕は撮影に回ることにしました。隊長はあっという間にコツをつかみ、ほどなく適量の生地をのせ、焦がさずにせんべいを仕上げるようになります。

生地をのせ→ぎゅっとはさんで焼き→できあがり(ちょっとみみがダンボ)

 ようやくコーラ探しの旅から戻ったエミー隊員は興味深そうに、隊長のせんべい焼きを凝視しています。

 「わたしもやりたい――」。

 そして焼き上がったのがこれです。「靴底せんべい」です。

エミー隊員が焼いた「靴底せんべい」

ベティー隊員 キャーッて感じ。

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