部屋片付けるとやせる! 空間心理カウンセラーが指南

日経ヘルス

【3カ所でOK! “やせる部屋”になる片付け方】

「欲望や情報に流されてダイエットが続かないのは、自分がなりたいイメージが確立できていないのも一因」と伊藤さん。自分を気合いでコントロールするのが難しくても、ここで紹介する3カ所を片付けるだけでそのイメージが明確化するという。

「物が散乱した床から物をいったん取り除くことは、片付いたイメージを視覚から脳にインプットするのに有効。また洗面所やクローゼットの片付けは、自分の美意識を磨き、自分を客観視し、理想のスタイルを明確にする効果がある」(伊藤さん)。今日できるところから始めよう!

【Area01 床】 まずは物を床から上げ、床の面積を広げる

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荒れている部屋の多くは、床に物が置き散らかされた状態。まずは物理的に床の空き面積を広げることで、片付いた部屋の具体的なイメージを視覚から脳にインプットしよう。

床の物は1カ所にまとめて置く

部屋に「散らかしていい場所=とりあえず物を置くスペース」を作り、散乱した物はすべてここへ。床の空間が「動き」や「循環」を生み出し、現状を好転させるきっかけにもなる。

一つずつ“磨き”ながら本来あるべき場所に戻す

床に空間ができると、物を集めて散らかった場所が気になり始めるもの。まずは本来の収納場所をキレイにし、物の汚れやホコリを落としたら、それぞれの場所に戻していく。

【Area02 洗面所】 鏡を磨くことから始める

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洗面所は「美」をつくる出発点。特に鏡は輝きが目に見えて分かるため、優先してキレイにすべき場所だという。磨いた後の違いがやる気をもたらし、自分を美しく保つ努力に結びつく。

洗面ボウルをキレイに磨く

放置すると水アカや雑菌が繁殖しがちな洗面ボウル。排水溝などの細部まで汚れを落とし、蛇口まわりも輝きを取り戻すと身も心も晴れやかに。自分をケアすることが楽しくなるという。

洗面アイテムを取り出し、“磨いて”から戻す

雑然と置かれた歯磨きやヘアケア・スキンケア用品は美容への意識を低下させるもと。一度全部を取り出し、キレイに拭いて使いやすい位置に収納を。古い化粧品は処分しよう。

【Area03 クローゼット】 自分の服の傾向を知る

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クローゼットは「自分がどう見られたいか」「どんな自分を演出したいか」が表れる場所。着やせする服、体のラインを隠す服ばかり選んでいない? ここを整理することで理想のスタイルが明確になる。

クローゼットの中の服や小物を確認

まずは服や下着、小物の種類や量などの現状を把握することで、整理がはかどりやすくなる。古くて着ない・状態が悪い・今の自分に合わないなどが明らかな場合はここで処分を。

着る服、着ない服を分け、着たい服を考える

着ない服はその理由を自分に問いかけ、必要ないと感じたら処分しよう。さらに自分が本当に着たい服を分類したり、やせたら着たい服を意識化することで理想のボディーに近づける。

伊藤勇司さん
空間心理カウンセラー
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。引っ越し業で1000件以上の現場を経験、部屋と心の相関性に着目し、心理的な側面から片付けを指導。著書に『人生が変わる!片づけ&掃除術 部屋は自分の心を映す鏡でした。』(日本文芸社)、『片づけは「捨てない」ほうがうまくいく』(飛鳥新社)。

(ライター オカモトノブコ)

[日経ヘルス 2017年2月号の記事を再構成]

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