花粉症の目のかゆみ 「効く対策」に7つのウソホント

日経Gooday

【Q2】衣服の工夫は必要? メガネ以外のアイテムは、さすがに花粉症とは関係ない?× 衣服はツルツルした素材を、つばのある帽子も有効

アウターは、ツルツル、すべすべしたダウンコートなどがおすすめ。毛羽立ったウールのコートやセーター、ニットの帽子などは花粉が付着しやすいので、できるだけ避けよう。

また、花粉は上から降ってきてメガネ上部の隙間などから目に侵入するので、外出時にはつばのついた帽子の着用も有効。帰宅時は、花粉をよく払ってから入室を。

【Q3】コンタクトレンズはつけないほうがいい?→△ 目の状態によって、メガネとコンタクトを使い分けられるとベター

高村さんによると、コンタクトレンズもアレルギー症状を悪化させる要因の一つ。清潔に使っているつもりでも、また、たとえ使い捨てレンズでも、レンズは目の分泌物や化粧品などが付着してけっこう汚れている。自然なまばたきだけでもそうした汚れが原因で上まぶたの裏側がこすれてアレルギー反応(結膜炎)が起こることがある。かゆいからと目をこすり過ぎると、余計に悪化させることにもなる。

「コンタクトレンズを長年使用していると目が鈍感になってしまい、相当悪化するまで病院へ行かない人もいます。そのまま放置していると、結膜炎になる→目ヤニなどの分泌物が増える→レンズが汚れる→アレルギー症状がさらに悪化する……という悪循環に陥ってしまいます。重症になると、巨大乳頭結膜炎といってまぶたの裏にブツブツができます。こうなると、コンタクトレンズをはずしての治療が必要になります」(高村さん)

そうならないためにも、花粉症シーズンはできるだけメガネに切り替え、コンタクトレンズを少しの間休むのも一案だ。

「コンタクトを使い続けたければ、症状が悪くならないうちに、手を打つことです。理想的には花粉症シーズン前から! でもシーズンに入ってからでも決して遅くないので、定期的に眼科の検診を受けて、目の状態をチェックしながら使っていきましょう。ソフトコンタクトレンズだと目薬が使えないと思っている人もいるようですが、今は、後述するようにソフトコンタクトの上から点眼可能な抗ヒスタミン点眼薬もあります。主治医に相談してみてください」

【Q4】室内では空気清浄機を使うと、目のかゆみ対策になる?○ 空気清浄機に加え、加湿器も投入しよう

PM2.5などの有害物質は、アレルギー症状を悪化させることが分かっている。花粉やPM2.5に対応した空気清浄機の活用は有効だ。また、乾燥した室内では、花粉が舞いやすくなる。加湿器で適度な湿度を保つのもいい。

「実はアレルギー性結膜炎の反応で涙が出ますが、これはある意味いいことなんです。目は表面が乾燥していると、バリアー機能が低下してアレルゲンに反応しやすくなります。適度な湿度を保ち、目の粘膜のコンディションをよくしておくことは、花粉症やドライアイの予防にもなります」(高村さん)