2017/2/24

生産性を上げるためのSYSTEM作りと、SPACEの片付け。なぜこれまで、やっていなかったのか不思議ですが、ちょっと皆さんにお聞きしましょう。「これをやると明らかに自分にとってベネフィット(利益)があるけど、やっていない」ということが、あなたにもありませんか? きっと思い付くことがありますよね。では、なぜそれをやっていないのでしょうか。

私の場合、やることがたくさんあるといつも「ほかの人のためになること」を優先してしまうためでした。つまり、酸素マスクをいつも他人につけて、自分のためになることは後回しにしていました。

そこで2月は、テンプレート作成の優先度を上げることにしました。さらに、SPACEの片付けも優先してやることに決めました。現在、やり始めて1週間ほど過ぎたところですが、既に研修コンテンツのテンプレートをかなり作りましたし、電子ファイルの整理の仕方も変えて、かなり効率が上がりました。そして玄関そばの収納スペースは、少なくともプリンターの周囲はきれいに片付きました!

目標は小さく簡単に、実行は朝一番に

「やったほうがいいのに後回しにしていたこと」をやり始める際に、大事なことをお伝えしましょう。それは「小さな部分からやる」ということです。例えば、大きな引き出しの中を片付けようとするなら、1回に引き出しの半分だけ、または4分の1だけなど、目標を小さくして必ず完了できるようにします。1秒でできる範囲だっていいのです。小さな目標でも達成できれば脳は快楽ホルモンを出すので、やる気や幸福感がアップします。とにかく少しずつやるのがポイントです。

もう一つ、とても重要なのが「いつやるか」です。これまで、片付けようという気持ちはあったのにできなかった理由は何でしょうか。たぶん、仕事や家事、家族の世話などに優先して時間を使っていたため、それらが終わったらもう疲れてしまっていたからではないでしょうか。

そこで、「いつも後回しにしていたこと」を実行するには、朝一番の時間帯がおすすめです。例えば夜、寝る前に、次の朝にやることを付箋などに書いて、目に付くところに貼っておいてはどうでしょうか。洗面所の鏡や冷蔵庫の扉など、絶対に見るところに貼っておいて、行動をスタートする「きっかけ」にするのです。そのとき、もし少しでも「イヤだなあ」と感じたら、さらに目標を小さく、簡単にしてしまいましょう。仕事の場ではおそらく「ストレッチ目標」などといって、多少無理をしないと達成できないような目標を作ったりしているでしょう。でも自分の生活や人生ではそんな目標は大変すぎますし、必要でもありません。

それでも何かの都合で、やっぱり思い通りに実行できないこともあるでしょう。そうしたらまた次の日から小さい目標で始めればよいのです。自分を責めないことが大切です。

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「セルフトーク」を意識的に変えてみる