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実行するたび幸せ度上がる「後回しにしてたこと」 “もったいない”脱出の仕事術

2017/2/24

(写真:Tia Haygood)

 コミュニケーション・コーチの岩田ヘレンです。この連載「“もったいない”脱出の仕事術」は、当初4回ほどの予定でスタートしました。幸い読者の皆さんに関心を持っていただけたので、さらに続けることにしました。今回からは、これまでとは少し違ったテーマで構成してみたいと思います。

 私の仕事は、コミュニケーションの習慣をより良いものにすることでグローバルなビジネスで成功を収め、人生においても幸せになるようにサポートをすることです。同時に、私自身が成長するために勉強し、その結果についてもシェアをしています。最近は、もっともっと自分の成長を目指したいという気持ちがさらに強くなりました。知人にも「ヘレンは『自己成長中毒者』ね」と言われるほどです。

 以前も書きましたが、飛行機の緊急時には酸素マスクが下がってきますね。酸素マスクはまず自分自身につけるように指示がされています。そうしないと他人も助けられないからです。同じように、自分の成長や自分へのケアにまずフォーカスしてこそ、他人のサポートもできるようになるのです。

 そこで、これからは毎月、私自身の学びについてお伝えしてみようと思います。これは「もったいない」状況から脱出するための学びでもあります。自分の生活や人生の中で、生産性が低い、能力を出しきれていない、あまりハッピーじゃないなど、数々の「もったいない」状況をどう乗り越えるかをいつも考えています。これを毎月、記事で共有していきたいと思います。状況は違っても、読者の皆さんにとって何かのヒントになったり、役に立ったりすることがきっとあるでしょう。

■「やったほうがいい」のに、なぜ「やらないまま」にしているの?

 さて、私は最近「今月の言葉」を自分で決めています。その月に意識的に取り組みたいテーマ、あるいはその月のキーワードのようなものです。例えば昨年12月の言葉は、ホリデーシーズンなので「JOY(喜び)」にしました。私はいつも仕事を早く終わらせて家族や友人と過ごしたいのに、一方ではすべてを完璧にしないと気が済まず、すぐストレスをためてしまうので、「JOY」は私にとって重要な意味を持つ言葉なのです。

 2月のキーワードは「SYSTEM AND SPACE」にしました。SYSTEMとは、生産性を上げるための「仕組み」、SPACEは「場所、空間、余裕」です。なぜ「SYSTEM AND SPACE」にしたのかを説明しましょう。

 まず「SYSTEM」について。今年に入ってから、仕事への新しい問い合わせが増えました。そのすべてに対応するためには生産性をもっと上げないと、クオリティーを保つのが難しくなるおそれがありました。例えば企業での研修のとき、クライアントのニーズに合わせて内容を毎回カスタマイズするのは大変なので、あらかじめ一部テンプレートのような仕組みを作っておけば効率がもっと上がると考えました。これが「SYSTEM」です。

 次に「SPACE」についてです。我が家には玄関の近くに収納スペースがあります。その中にはたくさんのモノが整理されずに入っていて、見るたびにうんざりしていました。そこにはプリンター一式も置いてあるので、パソコンから何かを出力してそこに取りにいくたびに片付いていない状態が目に入り、そのたびにうんざりしていたのです。その収納スペースを片付ければ、もっと気持ちが落ち着くのではないかとずっと思っていました。

 実は、環境から受けるちょっとしたストレスというのが体にとっては一番危ないのだそうです。人間のストレス対応能力は、一時的な強いストレスに対しては乗り切れるくらい強いのですが、日常の生活環境からくるようなじわじわとしたストレスに対しては弱くて、病気の原因になってしまうのだそうです。

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