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スタンフォード 最強の授業

2017/2/26

スタンフォード 最強の授業

佐藤智恵(さとう・ちえ) 1992年東京大学教養学部卒業。2001年コロンビア大学経営大学院修了(MBA)。NHK、ボストンコンサルティンググループなどを経て、12年、作家・コンサルタントとして独立。「ハーバードでいちばん人気の国・日本」など著書多数。

解決策を示すフォーマットも

佐藤:「ABCフォーマット」の他にデマレスト教授が使っているフォーマットはありますか。

デマレスト:、「問題提起、解決方法、解決策」(Problem, Option, Solution)というフォーマットもあります。

(1)問題提起:今日のヘルスケア産業ではこんなことが問題になっています。その要因はこれとこれです。
(2)解決方法:この問題を解決するには、1、2、3という3つの方法があります。
(3)解決策:私は1がよいと思います。なぜなら、2と3はこういう風にうまくいかないからです。

佐藤:「問題提起、解決方法、解決策」は、ビジネス系の場で広く活用できそうなフォーマットですね。

デマレスト:「過去、現在、未来」(Past, Present, Future)というフォーマットもあります。

(1)過去:私たちの会社は、かつてはこのような強みで成長してきました。
(2)現在:ところが、現在の市場環境はこのようになっています。
(3)将来:これからどのような方向で進んでいくか、お伝えしましょう。

佐藤:「過去、現在、未来」は、将来こういうことをやりたいのだ、というのを強調するとときに使えますね。

デマレスト:ディナーでのあいさつや抱負を語るときは、「リスト」をつかうことが多いですね。言いたいことをリストにして、それを1つ1つ説明していったり、エピソードを語ったりします。最初に数字で聴衆にロードマップを示すのがとても大事ですね。

「私は次の5つのことをやりたいです」「私が実現したいことを10個、発表します」「なぜ〇〇さんが素晴らしいのか、10個の理由をご紹介します」

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