ぶり大根も失敗ゼロ 誰もが料理上手、最新電気調理鍋

おかず調理機能も充実した炊飯器「バーミキュラ ライスポット」

愛知ドビー「バーミキュラ ライスポット」(直販価格7万9800円)。メインの機能は炊飯器だが、おかず調理モードでさまざまな煮込み料理も作れる。写真下はライスポットで作ったローストビーフ

愛知ドビーの「バーミキュラ ライスポット」は、2016年12月1日に発売されたほったらかし系の電気調理鍋。名前の通り、メインの機能は炊飯器だが、おかず調理モードを用意。さまざまな料理が作れる。(「話題の炊飯器 ツヤツヤごはん、おかず調理機能に驚き」参照)

そもそもコンロなどで使っていた鋳物ホーロー鍋を、全自動で使えるように家電化したものなので、これまでコンロで作っていた料理のほとんどが、バーミキュラ ライスポットで調理できる。

加熱機能自体は、非常にシンプル。おかず調理モードでは、中火、弱火、極弱火の3段階の火かげんが設定できる。30~95℃まで調整できる保温機能を使えば、食材に焼き色を付けるなど、多彩な加熱調理も可能だ。

なかでも面白いのが、保温機能を使った低温調理だ。例えば、中火モードで食材に焼き色を付けた後、60℃で1時間保温するだけで、簡単にローストビーフが作れる。また、鍋の密閉性を生かした無水料理も可能。水を全く使わず野菜の水分だけで作った無水カレーは絶品。この低温調理と無水料理が、バーミキュラ ライスポットの魅力だ。

ただし、注意点もある。バーミキュラ ライスポットは、鋳物ホーロー鍋とIHヒーターを組み合わせた製品であるため、一般的な家電製品より鍋に近いといえる。加熱時は取っ手も含めてかなり熱くなるし、鍋自体も約4.0kgと軽くはない。

バーミキュラ ライスポットのメリットデメリット
◎ 無水調理ができる
◎ タイマーと火かげんを設定するだけで煮込める
◎ 鍋部分だけコンロにかけることもできる
× 鋳物製の鍋なのでかなり重たい
× 自動機能はタイマーのみ

可変と一定圧力をメニューで切り替えられる「煮込み自慢」

象印マホービン「煮込み自慢EL-MA30」(実勢価格2万8080円)。写真下の豚の角煮を作るときでも、短時間でしっかりと味を染みこませられる。

圧力方式を採用した電気鍋の代表が、象印マホービンの「煮込み自慢」だ。かたまり肉などを柔らかくし味を染みこませたい場合に便利な、1.2気圧まで圧力をかけたあと、一気に圧力を抜いて減圧、というプロセスを繰り返す「可変圧力機能」を搭載。短時間でしっかりと味を染みこませられる。魚介や野菜など煮崩れしやすい食材は、1.2気圧の圧力をかけ続ける「一定圧力モード」で煮込めば、煮崩れを防げる。

40~100℃まで10℃単位で切り替えられる低温調理にも対応。食材にゆっくりと火を通すスロークッカーとしても利用できる。

ただし注意点もある。食材に圧力をかけることで加熱時間は短縮できるが、その前後に必要な加圧時間や減圧時間を含めると、調理時間全体はそれほど短くはならない。

また、100メニューを掲載したレシピが付属するが、そのなかに全自動メニューはそれほど多くない。途中でやらなければならないことが多いため、ほったらかし調理には向かない。

その一方で、圧力を使うことで肉が柔らかくなったり、味がよく染みたりするというメリットはある。ほったらかしより、料理の味にこだわりたい人には適しているだろう。

煮込み自慢のメリットデメリット
◎ メニューによって可変と一定圧力が使い分けられる
◎ 低温調理やごはん、パンなどの自動調理機能も用意
◎ 100以上の料理ができるレシピが付属
× 料理自体のトータル時間は長め
× 焼き色付けなどは別途フライパンなどで行う必要がある
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