日経ヘルス

【やせる呼吸 3】首の付け根から緊張がほぐれる

首肩ゆるめ呼吸

首や肩の力みが取れると、もっと深く息を吸えるようになる。頭を前に倒すときは肩の力を抜き、ひじを下げておく。首の付け根をホットタオルで温めながら行うとほぐれやすいのでお薦めだ
首の後ろで手を組み、頭を前に倒す。首の付け根を、内側から呼気で膨らませるイメージで10呼吸。→首に手を添えたまま、ゆっくりと頭を持ち上げて顔を上に向け、5呼吸する。肩の力は抜いておく

朝と夜に1つずつ行って全身の血流アップ

朝&夜 「呼吸ストレッチ」

足指や頭頂といった体の末端をほぐすと同時に、背中もしっかりとストレッチして全身の血流を促進。「背骨のまわりがゆるめば自律神経が整う効果も。夜のポーズは、リラックスして眠りたいときにお薦め」(平賀さん)

【朝の呼吸ストレッチ】足指とふくらはぎを使って血流アップ

足踏み呼吸ストレッチ

「おなかを引き上げる感覚をキープしたまま行うのがポイント。全身の筋肉を連動させやすくなり、燃焼効果アップを期待できる。末端の冷えや足のむくみの改善にも」(平賀さん)
壁に手のひらをつけ、背中と床が平行になるよう足の位置を調整。背中と腰がしっかりと伸びるように。→ 壁を押しながら腰を伸ばし、足指の付け根で床を踏みしめる。かかとを上げて左右交互に足踏みをする
足踏みをするとともに腰を左右にひねると、さらにストレッチ効果が高まる。右ひざを曲げると同時に左のお尻を上げ、それと連動して顔も左に向ける。逆側も同様に

【夜の呼吸ストレッチ】頭と首を伸ばして滞りを解消

逆さ呼吸ストレッチ

「頭頂を刺激することで、全身の巡りを促すストレッチ。顔まわりのむくみもやわらぐ」(平賀さん)。胸やおなかだけでなく、背中から頭頂に至るまで全身を使って呼吸しているイメージを持つといい
正座になり、上半身を前に倒して床に伏せる。両手は前に伸ばし、ひじから先を床につけておく。→お尻を持ち上げて頭頂を床に押しつける。首から背中にかけてじんわりと伸ばしながら10呼吸
お尻の後ろで両手を組んでから、お尻を持ち上げると同時に背中から離すように引き上げる。肩のまわりや胸のストレッチ効果がアップ。基本のやり方に慣れたらやってみよう
平賀恭子さん
スタジオシャンティ日本橋・今宿代表
金融業などに携わりビジネスパーソンとして活動するなか、ヨガと出合う。13年に東京・日本橋、15年には福岡・今宿にヨガスタジオをオープン。呼吸ヨガを立案するほか、代替医療としてのヨガの普及に努める。著書に『呼吸がすべて』(オレンジページ)。
崎谷博征さん
崎谷研究所所長
脳神経外科専門医
奈良県立医科大学・大学院卒業後、国立大阪南病院、医真会八尾病院などを経て、2000年より崎谷研究所所長。パレオ(原始人食)協会代表理事でもある。『頭がいい人になるための習慣』(キニナルブックス)など著書多数。

(ライター 西門和美、写真 鈴木宏、スタイリング 中野あずさ=biswa、モデル 津山祐子)

[日経ヘルス 2017年2月号の記事を再構成]