株式・投信

七転び八起き

FX、損切り設定などルール徹底で成功

2017/2/20

 「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
 今回はがんちゃんさん(31) 兼業FXトレーダー。最近はビットコインにも興味が湧いてきた。

■2010~11年前半

がんちゃんさん FXを通じて世界情勢にも興味が湧いた

 最初に始めたのは株式投資だった。サラリーマンの給料だけでは将来が不安で、自分でも資産運用しようと考えたのがきっかけ。ただ、取引時間が日中に限られるため、仕事をしながら売買するのが難しいと感じるように。

 そこで、24時間取引できる外国為替証拠金(FX)取引に目が向いた。当初はドル相場があまり動いていなかったので、ユーロで取引していた。まず実践したのが、損切り(ロスカット)を設定しないナンピン手法。だが、当初は資金を2倍に増やせたものの、ポジションを多く持っていたため多くの含み損を抱えてしまった。含み損を決済して再び最初から取引を見直すことに。

■11年後半

 セミナー参加などを通じて投資手法を学んだ。損切りや資産管理を徹底したおかげで、ようやく損益がトントンに。毎日仕事を終えて帰宅するとパソコンを起動して、為替チャートを分析した。遅い時は深夜1時ごろまで取引することも。

■12~15年

 自分で運用のルールを徹底したところ、年間でうまく勝てるようになった。損切りは必ず設定し、自分が考えるロスカット値より2倍以上の利益を取れそうな時だけ取引する。そして、レバレッジも低く設定するのがモットーだ。

■16年~

 現在は毎月10%の利益を目標に、コツコツと取引している。これまでは仕事を終えて帰宅すると寝るまで相場を監視していたが、今ではポジションをある程度置いたままでも済むように「スイングトレード」の勉強中だ。

 FXで稼いだ利益は趣味の旅行などに使っているが、最近では結婚式の費用にも充てた。投資はサラリーマン社会と違って公平だ。資金力や情報力の違いはあっても、取引や決済のタイミングは全て自分で考えて結果も自己責任。自分との闘いでもあり、そこが難しく面白い。

株式・投信

ALL CHANNEL