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スマートウォッチ、決済機能でApple Watchが人気

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日経トレンディネット

今回はビックカメラ新宿西口店にスマートウォッチの売れ筋を取材した。スマートウォッチは、活動量計から発展したタイプとスマートフォン(スマホ)連動を前提に開発されたタイプがあるが、同店の時計コーナーを担当する木村隆一氏は「それぞれで購入層はあまり交わらない印象です。近ごろ盛り上がっているのはスマホ連動タイプですね」という。同店の売れ筋ランキングをみても、目立つのはやはり後者のタイプだ。

●スマートウォッチの売れ筋ランキング
1位●Apple Watch Series 2、アップル、3万7790円~(ポイント3%)
GPSやApple Payなどを搭載した第二世代のApple Watch。272×340ドットの38mmタイプと312×390ドットの42mmタイプがある。活動量記録や通話着信機能を備える。最大18時間駆動する。
2位●Huawei Watch W1、ファーウェイ・ジャパン、3万7890円~(ポイント10%)
Android Wearを搭載し、通話や音声入力などができる。心拍センサーなどを使った活動量記録機能もあり、バッテリーは最長1.5日持つ。ディスプレーは400×400ドットの1.4型有機ELとなる。
3位●Galaxy Gear S3、サムスン電子、4万1500円(ポイント10%)
米国国防総省の軍用規格に17項目準拠したタフネス設計で、通常モードで最長4日間駆動する。GPSと活動量計センサーを備え、ディスプレーは360×360ドットの1.3型有機ELを採用。
4位●ASUS ZenWatch 3、エイスーステック・コンピューター、3万6790円(ポイント10%)
400×400ドットの1.39型有機ELディスプレーを採用したAndroid Wearで、デジタルクラウンでの操作にも対応する。加速度センサーやジャイロセンサーを搭載し、フル充電で1.5日使える。
5位●Withings Activite Steel、Withings、1万6480円(ポイント10%)
一般的な機械時計の裏側に活動量計を内蔵しており、トラッキング情報をスマホに送信するタイプとなる。iOS 8以降とAndroid 4.3以降に対応し、内蔵電池により8カ月の連続使用が可能だ。

全体的には、第2世代となった「Apple Watch」が圧倒的な人気を得ており、Android系の3大人気モデル「Huawei Watch W1」と「Galaxy Gear S3」「ASUS ZenWatch 3」が僅差で第二集団を構成するかたちになっている。5位より下は用途が限定されていたり、高級路線であったりと、ユーザーを選ぶモデルが目立つそうだ。それぞれの人気の理由は次のページから追っていこう。

[注]掲載している価格とポイントは、2017年1月11日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

Apple Pay効果がてき面に効いた「Apple Watch Series 2」

ビックカメラ・木村氏が教えるスマートウォッチ選び 基本の三箇条
・活動量計型とスマホ操作の拡張型があり、市場が分かれつつある
・デザインはもとより、手持ちのスマホで使える機能のチェックも重要
・画面の大きさや側面のクラウンなど、操作系の違いにも注目

1位になったのはアップルの「Apple Watch Series 2」。iPhone 7/7Plusと同じく2016年9月に売り出されたモデルで、2015年4月発売の初代Apple Watch(Series 1)と比較してGPSの搭載や50mの耐水性能の確保、Apple Payへの対応などさまざまな強化を図っている。

なかでもApple Payに対応したことが人気に直結したようだ。木村氏は「Apple Watchの使い道が大幅に増えたということで、かなり目立って売れるようになりました」という。

4階のApple Shopのスタッフも売れ方がジャンプアップしたと語る。「旧世代は底値になっていて、モノによっては当初の数万円引きで買えますが、それでもSeries 2が売れますね。Apple Payで決済ができるというのがやはり大きいです」

割安なスポーツタイプに加え、同価格帯で買えるナイキとのコラボモデルも売れ筋になっているとか。購入層の男女比は6:4程度で、「意外と年配の方にもよく売れています。活動量計としての性能も優れていますし、健康意識の流れで興味を持たれる方も少なくないですからね」という。

Android定番の「Huawei Watch W1」「Galaxy Gear S3」「ASUS ZenWatch 3」

2位から4位は、Android Wear搭載モデルが拮抗して並んでいる。各モデルとも活動量計機能やスマホ連係機能が充実しているが、Apple Watchと比べると購入層が男性に偏っているという違いがあるそうだ。

2位のファーウェイ・ジャパン「Huawei Watch W1」は、心拍センサーや通話機能を搭載しており、1.4型の有機ELパネルを使った大画面が人気を集めている。「デザインの良さと大画面によるタッチのしやすさ、バランスの取れた価格など複合的に要素が重なって、僅差の2位になりました。アプリ連動でいろいろ楽しみたい人にはちょうどいいモデルといえますね」

3位のサムスン電子「Galaxy Gear S3」は、米国国防総省の軍用規格(MIL-STD-810G)の17項目に準拠したタフネス設計が注目を集めている。フル充電で通常モード時に4日間駆動するロングバッテリーも、頻繁に充電する手間を回避したい人に支持されている。

「ベゼルを回して操作する機能もあって、何かと使いやすいところが人気を集めています。他の2モデルに比べて高価ですが、一番新しいうえに独自の強みも多いので好調に売れていますね」

4位は、エイスーステック・コンピューター「ASUS ZenWatch 3」が入った。Android Wearを採用する上位3モデルのなかで価格が安いのが特徴で、側面のデジタルクラウンでの操作を好む人に安定して売れているという。

「小雨が降っていたりしてタッチパネル操作だとうまく操作できない状況でも、デジタルクラウンなら確実に操作できますし、複数の入力系を持っていることで便利さが大幅にアップしますからね。クセがなく、指名買いも多いですよ」

スマホへの情報送信に特化した「Withings Activite Steel」も人気

5位に入ったのは、Withingsの「Withings Activite Steel」だ。上位4モデルと異なり、表面上は一般的な機械式腕時計に近いデザインとなっており、ユーザー側が操作する機能も有していない。しかし、本体には活動量計機能を備えており、連係したスマホにBluetoothでデータを送ってくれる。

「腕時計側では何も操作せず、活動量計のデータをスマホに集約するという割り切った使い方をされる方に人気があるモデルです。本体のサイズも小さく、普通の腕時計と何ら変わりはありません。内蔵電池で8カ月間使えるというところも、双方向型のスマートウォッチとは異なる強みといえますね」

はみ出し情報…活動量計タイプの売れ筋「スマートフィットネスウォッチ Blaze Large」

活動量計型のウェアラブル端末としては、fitbitの「スマートフィットネスウォッチ Blaze Large」も人気上位に挙げられるという。脈拍の測定や睡眠管理機能を備え、スマホのGPSと連動して移動したルートを記録するなど、多彩な機能を備えている。価格は2万4800円(ポイント10%)だ。

「活動量計が多機能に進化したタイプといえます。通話やアプリの操作などはできませんが、腕時計側からスマホをリモート操作する機能を備えているなど、スマホ連係型との中間的な存在といえますね」

古田雄介(ふるた・ゆうすけ)
1977年生まれ。建設業界と葬祭業界を経て2002年にライターへ転職し、テクニカル系の記事執筆と死の周辺の実情調査を進める。

[日経トレンディネット 2017年1月27日付の記事を再構成]

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