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(画像=PIXTA)

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皆さん、今得ている収入は、ご自身の働きや能力に対して適正であると断言できますか? 仕事内容は変わらなくても、どこで働くかによって給与額が変わるという事実があります。今回は転職によって給与アップするケース、ダウンするケースについてお話しします。

同じ仕事をしていても、企業によって数百万円の年収差

転職を考えるにあたり、やはり「収入の変化」は気になるところです。多くの方、特にこれまで転職活動経験がない方からは、「世の中の給与相場というものがよくわからない」という声が聞こえてきます。実際、転職活動をした方の中には、応募企業から給与提示を受け「こんなにもらえるの!?」、逆に「前職よりこんなに下がるの!?」と衝撃を受けるケースもしばしば見られます。

もともと給与水準に大きな差がある業界間の異動、外資系企業と日本企業間の異動、大手企業と中小企業間の異動などは、ある程度給与のアップダウンの予測がつくでしょう。しかし、中には、能力に対して適正とはいえない給与額が設定されているケースもあります。そして、転職を機に、前職とほぼ同じ業務内容・ポジションであるにもかかわらず、大幅な年収アップを果たす方もいます。

次の例はエグゼクティブ層ではありませんが、ある転職コンサルタントは「特に就職氷河期の世代には、最初の就職活動がうまくいかなかったのが原因で、給与額設定が適正ではないと思われる状況で働いている人がいる」と言います。

●40代で年収500万円台。仕事内容を聞くと、管理部門で幅広い業務、難易度の高い業務も担当されている。別の会社に移ってそのスキルをそのまま発揮すれば、すぐには無理でも、そう遠くない将来800万~1000万円レベルに到達するレベルだと思われた。

このように、同じキャリアでも、会社によって評価額が異なるケースは多々あります。また、こんな転職事例も耳にしました。

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