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物心ついた時から携帯電話があり、メールもチャットも自撮りも、ユーザーとして体験してきた家電ベンチャー、UPQ(アップ・キュー、東京・文京)の中沢優子最高経営責任者(CEO)。2016年9月に男児を出産、子連れ出勤しながら仕事をこなす。起業の原点には、会社員時代、担当していた携帯電話の事業部がなくなり、悔しい思いをした過去があるという。ソフトバンクの孫正義会長を相手に渾身(こんしん)のプレゼンを挑んだ時のエピソードについても聞いた。

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UPQ最高経営責任者 中沢優子氏

UPQ最高経営責任者 中沢優子氏

子供を生んでからのスケジュールですか? そうですね……だいたい午前6時には起きています。ミルクをあげて、メールチェックして、息子が寝たら、その隙を狙って自分の支度を済ませて出てくる。外でお客さんに会う予定のない日は一緒に会社に連れてきて、そばに寝かせておきます。泣かなければ全然問題ないんですけれども、スカイプ越しに海外とやりとりしている間は「頼むから静かにしててね」と言い聞かせています。

不思議と、私が仕事の話をしはじめると寝てくれるんです。あやしている時と違って早口になるから、わかるみたい。抱いてゆらゆら揺れながら、スタッフと仕事の話をする時もあります。息子がぐずり始めると会議も早く終わる。いい感じにタイムキーパーになってくれているみたいです。

夕方はだいたい午後6時か7時くらいまでオフィスにいて、家に帰ったら息子だけをお風呂に入れて、ミルクをあげて、寝かせて、そこからがようやく自由時間です。たまに打ち合わせが入ったりすると、遅くまでオフィスに残っていることもあります。

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