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すぐに行きたい! 達人推奨、世界の絶景リゾート5選

旅エディター・ライター 坪田三千代

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NIKKEI STYLE

目の前に広がる絶景に、思わず息をのみ、気分がすっとリセットされる――。

大自然の中にぽつんとたたずむリゾートもすてきだが、人がつくりあげた文化的な景観に囲まれていたり、歴史を感じさせたりする場所にあるそれは、旅の面白みをぐんと増してくれる。そんな趣をたたえた「絶景リゾート」を5つご紹介する。

アマルフィ海岸ポジターノの美に酔いしれる
「レ・シレヌーゼ」 Le Sirenuse イタリア/アマルフィ
http://sirenuse.it/en

ソレントからサレルノまで、約30キロに及ぶアマルフィは、ユネスコの世界文化遺産に登録されている眺望絶佳の海岸。中でも、最も美しくてインパクトある景観が広がるのがポジターノだ。

「レ・シレヌーゼ」は、街全体と海を見晴らす斜面に立つリゾートホテル。テラスや海向きの客室からの眺めは、均整のとれた絵画のようなパノラマだ。カラフルだが年季の入った家々が崖の上まで広がり、海辺近くにはマヨルカ焼きのタイルが印象的なサンタ・マリア・アッスンタ教会が。そして、青く輝く地中海を、白い波を立ててボートが行く……。

中世に海洋都市として栄えたポジターノは、1940年代以降、富裕層が集う観光地となり、カラフルな水着やサンダルなど、海のリゾートファッション「ポジターノスタイル」も生みだした。この地を高級リゾートにした立役者が、「レ・シレヌーゼ」のオーナー一族だ。

壁や柵に沿って咲き誇るのは、思い思いに香りを振りまく花々。赤い壁には、伝統的でエキゾチックな装飾が施されている。客室に敷き詰められたタイルは、もちろん上質なマヨルカ焼き。あちこちに独特の美的感覚が散りばめられ、どこにいても幸福感に満たされるのがうれしい。

インカ帝国の"不思議遺跡"マチュピチュへすぐ
「ベルモンド サンクチュアリー ロッジ」Belmond Sanctuary Lodge ペルー/マチュピチュ
http://www.belmond.com/ja/sanctuary-lodge-machu-picchu/

一生に一度は訪れたい絶景の地として大人気の世界遺産、マチュピチュ。険しい岩壁がそびえるウルバンバ渓谷の山間、標高2280メートル付近に広がる遺跡は、まさに天空に浮かぶかのような驚異の空中都市だ。誰が、何のために、なぜこんな場所に、どうやって造ったのか? 謎がいまだ解明されていないところも旅の想像力をかき立てる。

マチュピチュは確かに秘境だが、一日に最大2500人もの見学者が訪れる公園。至る所に大勢の来訪者が群れていて、思ったよりもずっとにぎやかだ。古代の人々に思いをはせ、こころ静かに遺跡と向き合うのなら、遺跡のゲート脇に建つただ一軒のホテル、「ベルモンド サンクチュアリー ロッジ」に泊まりたい。

遺跡には朝6時の開場と同時に入れるので、下界からバスでやってくる見学者よりも便利に、静謐(せいひつ)なマチュピチュの姿に触れることができる。また、ホテルに戻ってランチやお茶を楽しんだ後、夕暮れまで思う存分、ゆったりと、ミステリアスで幻想的な遺跡散歩ができるのもいい。

2階建ての小さなロッジにいると、絶景の中に身を置いている気分になる。世界遺産にあるホテルらしく環境への配慮も抜群だ。

精霊を信じる人々が住む島の無垢なリゾート
「ニヒワトゥ」Nihiwatu インドネシア/スンバ島
http://www.nihiwatu.com

2キロ半にもわたって弓なりに続く砂浜には、白く砕ける波が打ち寄せる。波しぶきを縫うように、小柄な馬たちがビーチを駆けぬける。「ニヒワトゥ」があるのは、無垢(むく)で、素朴な美しさをたたえる海岸沿い。緑の中に点在する、島伝統の茅(かや)ぶき屋根をいただくヴィラタイプの客室は、自然と溶け合う造りが心地よい。

バリ島から飛行機で約1時間。インドネシアのスンバ島にただ一つだけ存在する、秘境感たっぷりの高級リゾート。世界的な旅行誌「Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」米国版で、2016年のベストリゾートにも輝いた。

この島には、今も精霊信仰に基づく、特異な伝統文化が色濃く残っている。とんがった家屋の屋根裏にすむという霊「マラプ」が崇拝され、かつては島の交通を担っていた「スンバ馬」にちなんだ騎馬戦の祭りが行われ、美しい手織りの絣(かすり)「イカット」の技術が伝承されている。それらを建築や内装、アクティビティーに取り入れたリゾートは、この島だけの独特な雰囲気だ。

ぜひ堪能したいのが、島内のウオーキングとスパトリートメントを組み合わせた「ニヒオカ・スパサファリ」。輝く海に突き出した岬の上にあるプライベートなバレ(あずま屋)は、開放感たっぷりの絶景! エメラルド色の海に囲まれて波の音を聞きながら、一日中、好きなだけ、癒やしのトリートメントに身を委ねたい。

理想郷シャングリラにある、天空に近い高原へ
「バンヤンツリー リンガー」Banyan Tree Ringha 中国/香格里拉
http://www.banyantree.com/ja/cn-china-ringha

中国雲南省の香格里拉(シャングリラ)市。シャングリラは、ジェームズ・ヒルトンの小説「失われた地平線」(1933年発表)に登場する理想郷だが、なんと2001年にそれを県名にしてしまったという場所だ(14年に市制へ移行)。

「バンヤンツリー リンガー」へは、デチェン・シャングリラ空港から車で45分ほど。細い道路を、上って、上って、上ってたどり着く。心なしか空気が薄い気がするが、それもそのはず、標高は3200メートルで、部屋には酸素ボンベも備え付けられている。

リゾートの周囲は、ただただのどかな高原風景。目に入るのは、キラキラとした光を浴びて流れる小川、低木が茂る草地や森、そして、抜けるように青く、広すぎる空。現実離れした景色の中で、ボーっとするのが何よりのぜいたく。時折、近くを羊の群れを連れた村人たちが行き交い、ヤクや豚が部屋の庭に迷い込んできたりもするのもご愛嬌(あいきょう)。

客室はチベット風の伝統建築を移築した、2階建ての棟造りになっている。赤を印象的に用いたインテリアや、チベット風に木おけでできたバスタブなど、外観だけでなく内観にも写真に収めたくなる要素がたくさん。

訪れるなら、高原に一斉に花々が咲き誇る春から夏がおすすめ。理想郷というより、まさに「桃源郷」と呼ぶべき光景が広がっている。

際限ない白と青の世界で、色彩に癒やされる
「カティキエス」Katikies ギリシャ/サントリーニ島
http://www.katikies.com

キクラデス建築様式の、箱形で白い壁をもつ客室が、急な断崖にへばりつくように広がる。客室やレストラン、プールなどを結ぶのは、白とグレーに塗り分けられた、有機的なフォルムの階段。太陽に照らされてまぶしいほどの白と、エーゲ海の青が目に飛び込んでくる。どこもかしこもがフォトジェニックだ。

色に癒やしの効果があるならば、白と青とに彩られたサントリーニ島は、疲れた心を休めるための絶好のエスケープ先。カルデラの外輪山にあたる三日月形の火山島で、観光客が訪れる町は断崖絶壁の頂や海を見晴らす斜面に点在している。中でも、伝統的な洞窟住居をデザインソースにしたハイエンドなホテルが集まる町がイア。「カティキエス」はイア屈指の高級リゾートとして知られている。

海と一体化したように見えるインフィニティープールで、日がな一日のんびりしてみよう。冷えたシャンパンで喉を潤しながら、海に浮かぶ島々やクルーズ船を眺めているだけで至福に包まれる。

イアは夕日の素晴らしさでも知られる場所。燃えるようなオレンジ色に染まる夕日の後には、ピンクとブルーが微妙に溶け合うマジカルモーメントが訪れる。美しい光と色に包まれて、地球からの贈り物に心を満たされてゆく自分に気づくはずだ。

坪田三千代 旅エディター・ライター
女性誌や旅行誌を中心に、旅の記事の企画、取材や執筆を手がける。海外渡航先は70カ国余り。得意分野は自然豊かなリゾート、伝統文化の色濃く残る街、スパ、温泉など。

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