MONO TRENDY

モノ・フラッシュ

暖かく、街でも活躍する アウトドア向けダウン

日経トレンディネット

2017/1/10

ザ・ノース・フェイス「50th マウンテンダウンジャケット」(税込み6万8040円)
日経トレンディネット

アウトドアメーカーが手がけるダウン製品のなかでも、近年は秋から春先まで使えるインナーダウンが人気。ただ、定番のダウンジャケットも1着は押さえておきたいアイテムだ。アウトドアフィールドはもとより、通勤・通学といった寒い冬の移動も快適にサポートする、各ブランドならではの機能に注目しながら、お薦めの3製品を紹介したい。

■野営でも街でも活躍。ブランド50周年記念モデル

2016年にブランド誕生50周年を迎えたザ・ノース・フェイス。ファッションシーンとのコラボレーションなど、多くのスペシャルエディションが存在する同ブランドが今期展開しているのが、日本限定の「50thシリーズ」だ。

当時のクライマーや冒険家たちから人気を得た歴代3型のモデルをベースに仕様をアレンジしたシリーズで、アウトドアフィールドだけでなく、街でも日常的に着用できる記念モデルとして展開されている。

注目のアイテムは1985年にデビューし、いまやブランドの定番ともいえる「マウンテンジャケット」にダウンを封入したモデルだ。肩部分に80デニール(使用する糸の太さや重さを表す単位。)の「GORE-TEX PRO 2レイヤー」、身頃部分には「Karl Karl(ウール調のポリエステル素材)×GORE-TEX ライナー」を採用。Karl Karlの表生地ははっ水加工されており、雨や雪の日でも簡単にはぬれないようになっている。

また一見ウール調なのだが、ウールよりも約30%軽量化しているのも特徴で、中綿には保温性の高い光電子ダウンを採用。着用時に体温(遠赤外線)を吸収し、肌に送り返すことで、自然な温かさが持続するようになっている。

シックな色使いを基調にしてデイリーユース仕様にアップデートさせた、特別な一着に仕上がっている。

■登山家との共同開発による、現場仕様のダウン

大胆かつスタイリッシュなデザインで、多くのクライマーやアルピニストから評価されているブランド、マウンテンハードウェア。近年はハイファッションブランドとのコラボレーションなどでも注目を集めているが、ブランド名に違わず彼らの「おはこ」は山での活動に向けたウエアの開発だ。

アルプス三大北壁の最速登頂記録を持つスイスの登山家、ウーリー・ステックとの共同開発による「スーパーチャージャーインシュレーテッドジャケット」は、まさにその代表格といえる。

マウンテンハードウェア「スーパーチャージャーインシュレーテッドジャケット」(税込み5万760円)

最大の特徴は素材の機能を巧みに組み合わせた構造にある。マウンテンハードウェア独自の技術でもある、羽毛構造を再現した化繊保温材「サーマルQエリート」や、ストレッチ防水浸透素材「ドライQアクティブ」を組み合わせて保湿性と軽量性を高め、ぬれても動きやすさを維持できるようになっている。

重量は約492g。冬山でも活躍する本格仕様のダウンジャケットだ。

■シュラフメーカーの実力をアウターで実感

エフ シーイー×ナンガ「N-3B トラベルダウンジャケット」(税込み6万4152円)

毎シーズンひとつの国にデザイナーが滞在し、そこから得たインスピレーションを旅や生活のアイテムに落とし込む新進のブランドがフィクチュールだ。2016年にブランド創設5年目を迎え、今秋冬シーズンにはブランド名をF/CE.(エフ シーイー)へと刷新。再起動したばかりだ。

そのエフ シーイーブランドとしての第一弾は「ドイツ」をテーマにしたアウターやインナーダウン。寝袋や登山アパレルを日本国内で生産する老舗ダウンメーカー、ナンガとのコラボレーションによるアイテムだ。

寒さの気になる首元は取り外し可能なリブを配し、フードも取り外しが可能

注目は1950年代に生まれたミリタリーウエアの定番「N-3Bジャケット」のフォルムをベースに、エフ シーイーらしい、旅に求められるディテールを融合した「N-3B トラベルダウンジャケット」だ。生地には防水性や透湿性に優れた3レイヤーのコットンナイロンを使用し、上品さも加わっている。

ダウンにはナンガが国内で処理したフランス産ホワイトダックダウンをたっぷりと封入。ジャケットの内側にはタブレットサイズの内ポケットや、パスポートサイズのポケット、右袖にはチケットポケットが付いている。極寒時期でも十分な保温力を備え、都会的でありながらハイスペックな仕上がりとなっている。

(ライター 中條彰俊、中澤範龍)

[日経トレンディネット 2016年12月6日付の記事を再構成]

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