学生数は1学年50人。同じ学年に日本人留学生は星野氏だけだった。

「最初の半年は平均3時間の睡眠で毎日必死だった」とコーネル時代を振り返る

コーネルのホテル経営大学院は2年コースですが、1年目の1学期(9~12月)は想像を絶する大変さでした。

授業の最初にリーディング・アサインメントの本を渡され、こんな分厚い本を、しかも英語で1学期中に全部読まないといけないのかと思っていたら、1学期の課題ではなく翌週までの課題だと言われて、いきなり面食らいました。

成績を決めるのは、試験の点数、リポートの出来、授業のパーティシペーションがそれぞれ3分の1ずつ。パーティシペーションは、どれだけ他の学生を刺激する発言ができるかが重要です。でも、当然、英語がネーティブの学生にはかないませんから、これまた非常に苦労しました。

睡眠時間は平均3時間。食事の時間は1日トータルで1時間。残りはすべて勉強です。週末もありません。毎日、必死でした。地獄のような日々を何とか乗り切ることができたのは、大学時代に体育会で鍛えた体力のおかげだと思っています。

ただ、大変だったのは1学期だけで、学期が終わるころには、英語にもだいぶ慣れ、勉強のコツやペースをつかむことができました。例えば、授業のパーティシペーションは、たくさんしゃべっても点にはならない、やはり中身が重要だということがわかり、英語は完璧でなくても、だんだん自信を持って発言できるようになりました。成績も、2学期(2~5月)以降は上がり、授業が楽しくなりました。

ホテル業界のトップが次々と授業にやってきてスピーチ。刺激を受けた。

印象に残っている授業の一つに、ホテルマネジメントの契約に関する授業があります。ホテル業界の最先端の話だったので、とても興味深い授業でした。