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星野リゾートを、軽井沢の温泉旅館から日本を代表するリゾート運営会社に成長させた星野佳路代表(56)。リゾート業界のカリスマ、風雲児などと呼ばれ、斬新な発想や経営手腕は、海外からも注目を浴びる。その星野氏がリゾート建設で常に心に留めていることがある。それは、かつて留学した米コーネル大学ホテル経営大学院のクラスメートに「バカにされないものをつくること」だという。

(下)日本への期待は何だ? コーネルで知った欧米人の本音 >>

大学を卒業し、ホテルに就職した。

慶応義塾大学時代は体育会アイスホッケー部に所属し、4年間、アイスホッケーにどっぷり。勉強した記憶はほとんどありません。頭の中もいつもアイスホッケーのことばかり。ですから、4年生で部を引退して家業を継ぐことを考え始めた時に、真っ先に思ったのが、少しは経営のことを勉強しなくてはいけないなということでした。

どうせ勉強するなら、有名なところで勉強したいと思い、ホテル経営学で世界一といわれるコーネル大学ホテル経営大学院に行こうと決めました。ただし、そこに入るには、ホテル業界での実務経験と、しかるべき人の推薦状が必要。そこでホテルオークラに就職することにしたのです。

当時のオークラの総支配人、山崎五郎さんはコーネルの卒業生。推薦状も山崎さんに書いていただきました。山崎さんだけでなく、コーネルの日本人卒業生は、そうそうたる顔ぶれです。例えば、元帝国ホテル社長の犬丸一郎さん、ホテルニューオータニ総支配人だった甲田浩さん、富士屋ホテルチェーン総支配人を務めた山口祐司さん、みなさん私の大先輩です。

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