転職活動をしなくても、時々はキャリアの「棚卸し」を

ご自身では、普段なにげなくこなしているつもりのことが、一歩社外に出ると思いがけない高評価を受けるケースもあります。それを見過ごしてしまうのはもったいないこと。流れて消えていってしまわないように、定期的にキャリアの「棚卸し」を行い、データとして蓄積しておくことをお勧めします。つまり、「職務経歴書」の下書きのようなものを作り、随時アップデートしていくということです。

その際は、次のポイントを押さえて書くようにするといいでしょう。

●「したこと」だけでなく「学んだこと」

担当した業務やプロジェクトの内容を書くだけでなく、その経験を通じて身に付けたこと、学んだことも書く。

●「成果」だけでなく「プロセス」

成果だけでなく、それを達成するまでに「どんな戦略を立てたか」「どんな試行錯誤を繰り返したのか」、場合によっては「どんな苦労や失敗があってどうやって乗り越えたか」といったプロセスも書く。

●「マネジメント対象」だけでなく「マネジメントスタイル」

マネジメントをした対象者の層や人数だけでなく、その手法や心がけていたことも書く。

また、そのときの感情や次につながる気づき・学びなども書き留めておくと、自分がどんな環境に身を置けば成長につながるのかがおのずと見えてきます。こうしたポイントを意識して書くうちに、自分ならではの「強み」が浮き彫りになってくるでしょう。

※「次世代リーダーの転職学」は金曜更新です。次回は2月24日の予定です。連載は3人が交代で担当します。

森本千賀子(もりもと・ちかこ)
リクルートエグゼクティブエージェント エグゼクティブコンサルタント
1970年生まれ。93年にリクルート人材センター(現リクルートキャリア)入社。1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞以来、つねに高い業績を上げ続ける。現在は、主に経営幹部、管理職を対象とした採用支援、転職支援に取り組む。2012年、NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」に出演。『リクルートエージェントNo.1営業ウーマンが教える 社長が欲しい「人財」!』(大和書房)など著書多数。

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