「ヌードルで1兆やりますか」日清、世界に挑む日清食品HD社長 安藤宏基氏(上)

取締役、監督機能が第一に

――東京証券取引所などが15年、上場企業の経営の規範となる企業統治指針(コーポレートガバナンス・コード)を導入しました。企業統治の在り方は変わりましたか。

「我々の会社も取締役の機能自体が随分変わった。監督機能が強くなりました。もともと私なんかの感覚でいうと、取締役会というのは、意思決定する場であって、執行機関だと思っていた。それが、監督機能が第一位にきてしまった」

「もちろん社外取締役もお願いしています。客観性、公平性を担保するためには社外の有識者が必要です。しかし、会社の事業を社外役員に理解をしてもらうためには、相当なエネルギーがかかります。そして適切な助言や意見をしてもらわないと意味がありません。かなりの情熱を持たないとうまくは機能しません」

安藤宏基氏(あんどう・こうき)
1947年、大阪府生まれ。71年慶応義塾大学商学部卒、73年日清食品入社、85年日清食品(現日清食品ホールディングス)社長、持ち株会社制への移行で08年から現職。父は日清食品創業者で世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を開発した故安藤百福氏

(黒瀬泰斗 代慶達也)

「リーダーのマネジメント論」は原則火曜日に掲載します。

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