返事は『おう』だ!先輩の洗礼 開成、運動会の伝統松本大・マネックス証券会長が語る(上)

もちろん楽しいこともありましたが、上下関係の厳しさを学んだり、理不尽なことも色々とあったりもしました。ただ、社会に出れば、理不尽なことはいくらでもあります。後から振り返れば、運動会の練習は、社会性を身に付けるためのトレーニングの場だったのではないかと思います。

勉強はできたが、けっして優等生ではなかった。

「開成はミカンを入れるネットのイメージ。多少はみ出した生徒もそこを尊重して包み込んでくれる」という

学校の成績はよかったほうですが、一生懸命勉強したという記憶はあまりありません。試験前に、勉強のできるクラスメートのノートを借り、それを読んで一夜漬けとか、要領よくやっていました。

逆に、悪いことをした記憶はたくさんあります。もう時効ですが、酒が好きで、中学のころから友達と飲んでいました。

中学時代、学校行事のスキー学校に参加した時は、「1週間も山にこもるなら、ウイスキーなしではやっていられないな」などと、おやじのような会話を友達として、ウイスキーを持参。ボトルのキャップを杯代わりにして、部屋で飲んでいたら、引率の先生に見つかり、大目玉をくらいました。たまたま同部屋で巻き込んでしまった生徒には申し訳ないことをしました。

高校時代は、開成のある西日暮里から山手線に乗って高田馬場に行き、早稲田大学の学生にまぎれて、店でよく飲んでいました。

たしなみ程度ですが、マージャンもやりました。ふだんは先生に見つからないよう、学校から離れたところでやるのですが、その日は、夏季講習の後で、疲れて歩くのが面倒だったため、校門近くの店で卓を囲んでいたら、先生が店に入ってきて、見つかってしまいました。ただ、その先生は、パトロールしていたというよりは、自分もやりに来た感じでした。生徒の手前、そんなそぶりは見せませんでしたが。

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