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「(周囲の人に)煙たがられている」

「何だか嫌われている」

そんな気持ちを抱いた経験があなたにもあるでしょう。かといって、特段嫌がられる理由が見当たらなければ、「単なる思い過ごしだろう」「好印象を得るため、自分なりに努力してきたのだから大丈夫」と自分に言い聞かせ、いったんは納得しようとします。ところがしばらくたつと、「やはり、嫌われているのでは?」と疑わしくなってきたり……。

誰しもコミュニケーションを円滑にするために、言葉づかいや物腰などに注意を払っているはずです。とはいえ、現実には万人に好かれることは不可能です。人にはそれぞれ個性があり考え方が違うのですから、言葉一つにしても受け取り方はさまざまです。

例えば、頻繁に耳にする「(私が)やります」という言葉。積極的な発言で好ましいと思う人もいれば、「やる」は「殺す」や「性行為」を連想させる動詞でもあり、品格がないと嫌う人もいます。「やる」ではなく「する」を用い「(私が)します」「(私が)承ります」と言うのが好ましいでしょう。

なぜか周りから嫌われてしまう人は、こうした発言例のように、無意識のうちに相手を不快にさせている可能性があります。悪意はありませんから、嫌われている原因に気付かなければ、いつまでも改善できないという悪循環に陥りがちです。

「会話がかみ合わない」

「嫌われているかもしれない」

そんな気持ちに捉われたときこそ、自分自身を振り返るチャンスです。周囲の人を不快にさせる原因があるのかどうか、自分自身を見つめるようにしましょう。見つかった問題点を変えるだけで、周りの評価が劇的に改善されます。

なぜか嫌われる人の話し方

次に、周りから嫌われてしまう人の話し方の特徴をご紹介します。

●自慢話をする

●自己主張が強い

●いい訳をする

●語尾の使い方が曖昧である

●感謝の伝え方が不十分である

以下でそれぞれについて解説していきます。

1.自慢話をする

自分の好きなことだけを一方的に話してしまう人がいます。特に自分にとって誇らしいことがあると、聞いてほしい、褒めてほしい、共感してもらいたいと思うのは人情です。しかし、その話ばかりだと相手は退屈してしまいます。

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