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AKB48国内5グループ その実力と課題、徹底比較

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NIKKEI STYLE

国内5つを合わせると300人以上が所属するAKB48グループ。メンバーは卒業や加入を繰り返し、常に趣向を凝らした新しいイベントやコンサート、劇場公演などに挑み続ける。そんな変化を続ける彼女たちの2016年をグループごとに振り返る。

国内で5つがしのぎを削るAKB48グループ。それぞれは現在、どんな状況にあるのか。メンバーの卒業や加入、総選挙の結果や、CDセールスなどから見ていこう。

初劇場公演から16年12月で11年目を迎えるAKB48の総メンバー数は119人。15歳以下が21人というチーム8が所属することもあり平均年齢は17.1歳と、実はAKB48グループのなかで最も若い。

16年は17名が卒業(16年末までの予定者を含む)。4月に卒業した高橋みなみと同じ1期生で、女性誌のモデルやCMなどで幅広く活動する小嶋陽菜が6月の総選挙で卒業を発表(17年2月22日に卒業コンサートを開催)。女優としてのソロ活動も多く、16年の総選挙では8位だった島崎遥香(9期生)も16年内の卒業を発表している。

メンバー数には研究生を含む 所属・メンバー数は16年10月3日現在、年齢は16年11月4日現在 ※1=兼任メンバーを含む。( )内は他グループからの兼任メンバー数 ※2=兼任メンバーは兼任先に含まない ※3=開票イベントで発表された80位まで ※4=にゃんにゃん仮面(小嶋陽菜)を含む ※5=年内卒業を発表しているメンバーを含む。※6=バイトAKB(ぱるる選抜)2名の契約終了は含まない。※7=16年10月21日現在、オリコン調べ

渡辺麻友、柏木由紀(ともに3期生)らが16年の総選挙でも上位に入るなど、キャリアを重ねたメンバーの印象が強いが、05年加入の1期生から現総監督の横山由依らの世代に当たる9期生(09年加入)までは、姉妹グループに移籍したメンバーを除くと約1割の12名のみだ。

こうしたなか、総選挙では、80位までに28人がランクインして「第一党」に。向井地美音(むかいちみおん)、岡田奈々、高橋朱里(じゅり)の3人が初の選抜入りを果たした。16年11月16日に発売された46 thシングル『ハイテンション』でも選抜に入ったAKB48所属の15名中9名は10年以降の加入者と、若手の底上げは徐々に進む。

しかし、スタッフ側にはまだ物足りなさも感じられるようだ。AKB48グループ総支配人の茅野しのぶ氏は「AKB48の若いメンバーは、自分たちが今のグループを作っているのだという当事者意識がまだ薄い。個性を伸ばして若手がスポットライトを浴びる機会を増やすために、総選挙後に卒業を決めているメンバーを除く全員と面談して、将来の目標や夢、悩みを聞く場を設けました」と語る。

エースの次が不足

一方、次世代エースの育成が急務なのがSKE48とNMB48だ。この10月で初劇場公演から8周年を迎えたSKE48は、総勢61人。平均年齢は18.3歳で、NMB48と並んで5グループで最も高い。

総選挙では、絶対的エースとしてグループを引っ張る松井珠理奈が3位。15年は選抜落ちした須田亜香里が7位に再上昇した。80位までにランクインした人数は20名で、AKB48に次いで多かったが、AKB48の最新シングル『ハイテンション』の選抜22名に入ったのは松井1人だけ。計4人が選ばれたHKT48と比べると、「2番手」の層が薄い。この課題はCDセールスにも表れており、8月発売の最新曲『金の愛、銀の愛』は約31万枚で、松井玲奈(15年8月卒業)とのツートップ体制だった最後のシングル『前のめり』(15年8月リリース)の約46万枚から約15万枚の減少。セールスでは後発のNMB48、HKT48にも抜かれている。

8月には14、15年の総選挙で選抜入りした柴田阿弥も卒業した。15年の7期生オーディションに続き、今年8月に早くも8期生の募集を開始するなど、危機感は強い。

「SKE48は特に劇場公演に力を入れていて、今年は3チームともメンバー自身が考えたセットリストによる新公演をスタートしました。『自分の目で確認しに行こう』という思いをファンの方が抱きたくなるような話題作りが得意なグループだと思います。なかでも、常にSKE48の進む道を考えている松井珠理奈のリーダーシップに期待したい。彼女はまだ19歳なので、若いメンバーにもいい刺激を与え続ける存在だと思います」(茅野氏、以下同)

16年10月に初劇場公演から6周年となったNMB48は20歳以上のメンバーが62人中、21人。その年齢構成から、大人っぽさをひとつの魅力にしている。

総選挙では15年の8人からは増加したが、16年もランクインは11名と少なかった。16年4位の山本彩と人気を2分していた渡辺美優紀が8月に卒業したことで、NMB48メンバーで2番目に総選挙順位が高かったのは、大きく離れて24位の白間美瑠(しろまみる)。山本に続く全国区で知名度があるメンバーの成長が課題となっている。16年は矢倉楓子が連ドラ『マネーの天使』にレギュラー出演、須藤凜々花(すとうりりか)が哲学書を出版するなど、積極的にソロ活動を展開したメンバーが多かった。「今のNMB48は、実はキャラクターの立った人材が豊富です。今後は、いかにその事実を大阪以外にも広げていくかが重要」

瀬戸内に新グループも

初劇場公演から16年11月で5周年を迎えたHKT48は、4月に劇場公演の拠点が西鉄ホールに移転。新しい劇場での公演を展開する一方で、全国ツアーも精力的に行うなど、今最も勢いのあるグループと位置づけられる。

総選挙では抜群の知名度を持つ指原莉乃が2連覇を達成。選抜には3年連続となる宮脇咲良(6位)のほか、兒玉遥(9位)も初めて入った。劇場支配人を兼任する指原がグループをけん引して、宮脇と兒玉(共に1期生、11年加入)がWエース役を担う。さらに16年の総選挙で初ランクインを果たした矢吹奈子(28位)と田中美久(45位)の中学校3年生コンビ「なこみく」(ともに3期生、13年加入)など、若手の活躍も目立つ。

「プロデュース力のある指原莉乃が所属していることもあり、こんな若いメンバーがいる、こういう面白いイベントを開催する、などの情報を常に発信している。全員がセンターになることをあきらめていない雰囲気には勢いを感じる」

2015年8月に結成、今年1月に劇場公演をスタートしたNGT48。地元新潟開催となった6月の総選挙で開票結果発表前に行われたコンサートでCDデビューが発表された。デビュー日は未定だが、初公演からCDデビュー決定発表まで約半年というのは、約1年かかったHKT48と比べると早い。だが、同時期に結成を発表した「坂道シリーズ」の欅坂46が11月に3rdシングルをリリースすることと比べると、まずは地元での定着にじっくり時間をかけた1年だったと言える。

10月には、国内6番目の姉妹グループとして瀬戸内海に面する山口、広島、岡山、兵庫、徳島、香川、愛媛の7県を拠点とする「STU48」の17年夏の発足が発表。船上の劇場で公演を行うことが明らかになった。

AKB48の最新シングルは島崎遥香がセンター
『ハイテンション』
 島崎のAKB48ラストシングル&ラストセンター曲は彼女のイメージを覆すハイテンションなアゲアゲソング。ミュージックビデオは約1400人のエキストラとともに選抜メンバー22人が激しく踊る。初選抜はAKB48の込山榛香と小栗有以、HKT48の松岡はな、NGT48の中井りかの計4名

(日経エンタテインメント! 伊藤哲郎、ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント! 2016年12月号の記事を再構成]

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