ミス東大に問う! 地方女子の東大進学は難しい?東大が女子学生対象に家賃補助を導入

20年までに女子比率3割に

東大側はダイバーシティー(多様性)の観点からも「地方の女子学生を増やしたい」という。20年までに女子学生比率を3割まで引き上げる目標を掲げていた。

15年まで東大理事を務めた江川雅子・一橋大学大学院教授は、「女子が2割以下という現状は偏りが大きく学習環境としても問題が大きい」と指摘する。

「交換留学の相手校の海外の大学から『そんなおかしな大学へ娘を留学させたくない』と心配する親がいるという話を聞いた」といい、「この施策により女子比率が高まり多様性が実現すれば、男子学生にもバランスのとれた学習環境というメリットが及ぶと思う」と話す。確かにハーバード大学など米国の有力大学の男女比はおおむね半々とされる。

少子化のなか、医学部志向も強まっており、東大の学力低下を危惧する声も上がっている。グローバル化を進める東大。大学院にはアジアからの留学生が増えているが、学部にはまだ少ない。世界大学ランキングでは伸び悩んでいる。将来的にミス東大には地方出身の女性候補が増え、外国人も登場するようなダイバーシティーなコンテストになるのだろうか。来春の入試では1つの答えが見えるかもしれない。

(代慶達也)

[11月26日公開の記事を一部再構成]

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