イメージ戦略で社員を鼓舞

最終的には国籍を問わないリーダー層を上層に抱いて国内事業も海外事業も展開していくビジョンを描く。意識改革を伴う人事改革は一筋縄ではいかないが、グローバルSAMURAIというネーミングや、そのイメージキャラクターにも世界で勝負するテニスの錦織圭選手を起用するなどで社員の心に訴える手法は、ユニークなCMで商品を売り込む同社のマーケティング力が人材育成にも生かされているように見える。国内型の企業がグローバル企業に変身を遂げるのは容易ではない。社員の心の中からグローバル魂を取り出し、顕在化させていこうという上村氏の人事改革は後に続く企業にも参考になりそうだ。

(水柿武志)

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