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秋の風情は万国共通 外国人が好きな紅葉の名所は?

インバウンドサイト発 日本発見旅

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NIKKEI STYLE

全国各地から紅葉の便りが届く季節となりました。

ジャパンガイドにとっては、桜の季節と並んで二大繁忙期の一つ。この時期、オフィスには誰もいなくなる日が多くなります。みんな、全国各地の紅葉の名所に取材に出向いているのです。

咲き始めたらすぐ満開になって散ってしまう桜と違って、紅葉は見ごろが長いので取材がラクかと思いきや、夫シャウエッカーによると逆なのだそうです。取材はあらかじめ見ごろや最盛期を予想してスケジュールを組むことがとても重要な作業なのですが、紅葉は桜よりも予想するのが難しいそうです。

桜の場合、「つぼみが膨らむ」とか「開花」といった現象が目に見えて分かるので、八分咲きや満開の予想もしやすいのです。一方、紅葉は木々の葉が赤くなっていても、これから全体がもっと赤く鮮やかになっていくのか、それともこの段階でピークなのか、判断がつきにくいとか。今年のように、夏に台風や大雨が多かった年は、その影響も受けるのでより難しくなるようです。

「紅葉狩り」に行きたいリピーター訪日客

日本人にとって紅葉狩りは、もはや欠かせない年中行事の一つのような感覚があります。外国人観光客も、この時期に日本に来たら紅葉の名所に行ってみたいと思う人は少なくありません。リピーターともなると、ピークに合わせて紅葉の名所に行くために事前情報を熱心に収集します。ジャパンガイドのクエスチョンフォーラムでは半年も前から「紅葉を見るために11月初めに日本へ行くが、時期的には仙台周辺がいいか、それとも日光か金沢か」といった質問が上がり、親切な回答がいろいろと寄せられていました。

外国の人々が最も好きなのは、お寺や神社と紅葉という組み合わせ。特に、曲線が美しい屋根のラインに真っ赤なモミジが重なる光景は、誰もがカメラを向けたくなるようです。日本庭園などで緑のコケの上に落ちた鮮やかなモミジのコントラストも人気です。東南アジアからの人々は、山々が色づくという自国では見られない現象に大きな感動を覚えるそうです。

外国人の楽しみ方は、紅葉した山を眺めながらハイキングをしたり、遊歩道を散策したり。露天風呂から眺める紅葉も風情があるといいます。感動のツボは外国人も日本人も変わりはないようですね。

ところで、シャウエッカーの初めての紅葉感動体験はどこだったのか聞いてみたところ、意外な答えが返ってきました。

それは彼が初めて日本を訪れた時の京都旅行でのこと。高台寺のライトアップを見に行き、まだグリーンの葉がたくさん残っていたにもかかわらず、その幻想的な光景にたいへん感動したのだそうです。お寺とモミジという組み合わせ、ライトアップという今まで見たことがない手法、そして池の水面にも葉の一つ一つがくっきり映っていてたいへん美しかったことを今も鮮明に覚えているとか。この感動が彼の紅葉リポートの原点になっているようです。

紅葉前線が南下中 外国人に特に人気の5カ所は?

2008年から始まったジャパンガイドの紅葉リポートは今年9年目を迎え、すっかり定着した感があります。そこで、ユーザーに人気の紅葉スポット5カ所を挙げてもらいました(順位はついていません)。写真とともにお楽しみください。

東福寺(京都府)

京都の中でも紅葉の名所として名高い東福寺。紅葉する樹木の数が多く、通天橋と呼ばれる橋廊からの眺めは圧巻です。「紅葉の海を眺めているみたい」とはシャウエッカーの言葉。境内も散策できるので、上からも下からも紅葉を楽しめます。

紅葉の季節は大混雑しますが、それでもおすすめしたい場所です。

永観堂(京都府)

「もみじの永観堂」として知られますが、正式名称は禅林寺。ここも紅葉する木々の数が多く、ピーク時にはライトアップが行われる夜の特別拝観があります。ライトアップ期間と拝観時間はホームページ等で確認を。

富士五湖(山梨県)

富士山と紅葉を同時に見られるスポットとして外国人に大人気。特に河口湖には、約1.5キロメートル続くもみじ街道や、もみじトンネルなど、紅葉関連の名所が多数。

十和田湖(青森県)

湖を囲む山全体が紅葉し、赤、オレンジ、黄色など色のコンビネーションがきれいなのが特徴。遊覧船から眺めるとまた格別です。近くの奥入瀬は、紅葉狩りをしながら渓流沿いを歩けるので、ウオーキング好きの外国人に人気。

※2016年の十和田湖&奥入瀬の紅葉は、既にサイト上でリポートしています。
http://www.japan-guide.com/blog/koyo16/161025_towada.html

六義園(東京都)

都内でも指折りの紅葉が美しい庭園。六義園は季節に関係なく外国人に大人気ですが、紅葉シーズンはより日本情緒が増すように思われます。小石川後楽園もおすすめ。

シャウエッカー光代(シャウエッカー・みつよ)
ジャパンガイド(株)取締役。群馬県生まれ。海外旅行情報誌の編集者を経て、フリーの旅行ライターとなり、取材などで訪れた国は約30カ国。1994年バンクーバーに留学。クラスメートとしてスイス人のステファン・シャウエッカーと出会い、98年に結婚。2003年、2人で日本に移住。夫の個人事業だった、日本を紹介する英語のウェブサイト「japan-guide.com」を07年にジャパンガイド株式会社として法人化。All About国際結婚ガイド、夫の著書『外国人が選んだ日本百景』(講談社+α新書)『外国人だけが知っている美しい日本』(大和書房)などの編集にも協力。

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