検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

1食に小鉢いくつ? 野菜不足にならない外食の法則

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経Gooday(グッデイ) カラダにいいこと、毎日プラス
忙しい毎日、夕食をコンビ二弁当や外食ですませる人も多いだろう。「外食は野菜が不足する」といわれるが、実際にはどれくらい不足していて、何をどれだけ食べればいいのだろうか?

野菜を350g=野菜料理を小鉢5つ分

「そのコンビニ昼食ならこれ足して パターン別栄養テク」の記事で、コンビニ食の弱点は、「たんぱく質が足りない、炭水化物が多い、脂質が多い」の3点だということを述べた。これは、PFCバランス[注1]からみた傾向だが、ビタミン、ミネラル、食物繊維についてはどうだろう。

[注1]三大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物の摂取比率。『日本人の食事摂取基準(2015年版)』では、エネルギー産生栄養素バランスとされている。

ビタミン、ミネラル、食物繊維を含むものといえば野菜だ。

そこで、目安になるのが、厚生労働省、農林水産省が作成した『食事バランスガイド』の「サービング」の考え方だ。

これは、ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源となる野菜、いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻などを主材料とする副菜は、「小鉢1つあたりに約70gの材料が使われている」と考えるものだ。この1つを「1サービング」としている。

つまり、厚生労働省が目標に掲げる「1日350gの野菜類」をとるには、野菜類が主材料の小鉢を5サービングとればいいことになる。量の誤差を考えると、6サービングとれば安心だ。

1日に野菜類を5~6サービング食べると野菜が350gとれる、と考えるとイメージしやすくなるだろう。1日3食を均等に分けるとしても、1食に2サービング程度を食べるのが理想となる。

コンビニ弁当や外食の野菜類は「1サービング程度」

さて、「外食だと野菜が不足する」とよくいわれるが、実際に、市販の弁当や外食にはどれくらいの野菜類が含まれているのだろうか[注2]

ラーメン(ねぎ、たけのこ)35g

予想通り野菜類はちょっぴり。ラーメンなら、野菜が豊富なタンメンを選んだり、ワカメをたっぷりトッピングするなどの工夫を。

のりさけ弁当(のり、さやえんどう、にんじん、大根、じゃがいも)69g

野菜類はつけ合わせ程度。幕の内弁当のようなものは、野菜の煮物などがしっかり入っているものを選びたい。

中華丼(白菜、たけのこ、にんじん、さやえんどう、きくらげ、ながねぎ)85g

野菜がたっぷり入っているイメージだが、思いのほか少なく、1サービング程度。これだけでは十分とはいえない。

ハンバーガーセット(きゅうり、トマト、レタス、玉ねぎ、コーン、ピーマン)102g

ハンバーガーには野菜類はほとんど入っていないが、サラダがついているセットにすると1サービングを超える野菜類がとれる。

1サービングは70gだ。上記をみると、1サービングに満たないものから、1サービングをちょっと超える程度のものが多い。つまり、外食やコンビニ食には、1サービングの野菜類をプラスするとちょうどよくなるのだ。

[注2]『食事バランスガイド』では、薬味や彩りなどで少量使う野菜類は主材料として含まないが、ここでは含めて計算した。参考/『エネルギー早わかり』(女子栄養大学出版部)

野菜ジュースは野菜を食べる場合の倍量で1サービング

ちなみに、『食事バランスガイド』では、野菜ジュースは100~210gで1サービングとなっている。つまり、ジュースの状態ではない通常の野菜を食べる場合の倍量で1サービングとなっているのだ。

「野菜ジュースを飲んでいるから野菜はとれているという人がいますが、野菜ジュースは加工によって失われる成分があるため、野菜を食べることとイコールにはなりません。ジュースはあくまでも補助的に利用しましょう」(上西氏)

「外食=体に悪い」というのは、野菜が不足しやすいという点では一理ある。しかし、食べ方次第では野菜不足をカバーすることは簡単だ。コンビニ食を選ぶ際や、外食のメニュー選びの際には、「1日に野菜類を5~6サービング」をイメージしよう。

(ライター 村山真由美、イラスト Akiko Takagi)

この人に聞きました

上西一弘(うえにし かずひろ)さん
 女子栄養大学栄養生理学研究室教授。徳島大学大学院栄養学研究科修士課程修了後、雪印乳業生物科学研究所を経て、1991年より同大学に勤務。専門は栄養生理学、特にヒトを対象としたカルシウムの吸収・利用に関する研究など。『日本人の食事摂取基準2015年版』策定ワーキンググループメンバーを務める。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

健康や暮らしに役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_