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360度撮影カメラ 3機種対決、決め手はスマホ連携

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日経トレンディ

2つの広角カメラで撮影した画像を合成し、周囲360度の「全天球写真」を記録できる「THETA」(リコー)が発売されたのは2013年10月。それから約3年、「プレイステーションVR」(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)などの登場で"VR元年"と呼ばれる今年になり、THETAと同じような仕組みを採用した製品の発売が相次いでいる。手軽に持ち運べ、スマートフォン(スマホ)と連携して360度画像を楽しめる「全天球カメラ」はどれか。最新モデルを比較した。

今回取り上げるのは「THETA S」(リコー)と「Gear 360」(サムスン電子)、「Insta360 Nano」(Arashi Vision、以下、Arashi)の3製品。どれも全天球の静止画と動画を撮影できる。

iOS、アンドロイド両対応はリコーだけ

まず、大きく異なるのが、連携できるスマートフォン(スマホ)の種類だ。撮影したその場で360度の静止画や動画を見たり、SNSでシェアするため、全天球カメラにとってスマホは重要な存在といえる。

iOSとアンドロイドの両方で使えるのはリコーだけ。ArashiはiPhone 6/7シリーズ、サムスンはGalaxyシリーズのみに対応する。将来スマホを買い替える可能性などを考えると、iOSとアンドロイドに対応できるリコーが有利だ。

スマホの編集機能が使いやすいリコー

3モデルともパソコン用の編集ソフトを用意。そのため、単体で撮影したものをパソコンに取り込めば、スマホなしでも編集やシェアが可能だ。

スマホ上での編集機能が優れているのがリコー。静止画用と動画用のアプリを用意しており、フィルターの適用やテキストの配置、動画の場合はカット編集などが簡単にできる。パソコンに転送しなくても基本的な編集が可能なため、撮影したその場でSNSなどにアップできるのは大きな魅力だ。また、リコーは唯一、HDMI端子を搭載し、撮影している映像をリアルタイムでテレビなどに出力できる。

画質は4Kのサムスン、3KのArashiが続く

静止画や動画の解像度では、サムスンやArashiが有利だ。静止画が最も明るく高画質だったのはサムスン。パソコンの大画面ディスプレーなどではサムスンが解像度の高さや鮮やかさで際立つ。

動画も同様だ。サムスンの「4K画質」は圧倒的で、まさにVR向き。2560×1280ドットなら60コマ/秒の高フレームレート撮影が可能で、乗り物やスポーツなどでも滑らかな全天球動画を撮影できる。サムスンには及ばないが、Arashiは3K相当画質での動画撮影が可能で、フルHD(2K)のリコーよりも高画質だ。

使い勝手の良さはリコー

使い勝手ではリコーが他を一歩リードする印象。球状でやや存在感のあるデザインのサムスンに対し、リコーは片手で持ちやすい形状で、かばんなどに入れてもかさばらない。レンズ下にあるシャッターボタンを押せば撮影が開始されるなど、操作も簡単だ。

一方、最も小型であるArashiは単体での撮影も可能だが、iPhoneに差すだけで撮影アプリが起動するのが特徴。ただ、スマホカバーが邪魔になる他、iPhoneを上下逆にして使うなど操作に慣れが必要だ。さらに自立しないため、持ち方や置き場所などを工夫する必要があった。

結論

撮影画質やサイズは他に譲るが、総合力の高さで選ぶならリコー

画質ではサムスンに、サイズ感や転送の速さなどではArashiに引けを取るリコーだが、スマホ上で多彩な編集ができるのが便利。また、Android、iOSのどちらででも利用できる点や、HDMI出力によるライブストリーミング機能など、トータルでの使い勝手の良さが魅力だ。

(ライター コヤマタカヒロ)

[日経トレンディ2016年11月号の記事を再構成]

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