アマゾンの熱帯雨林で野生的な体験 エクアドル

日経ナショナル ジオグラフィック社

2016/11/4
ナショナルジオグラフィック日本版

最近では世界旅行の幅がずいぶん広がってきましたが、家族や友人、恋人などの大切な人と至福のときをどう過ごしたらいいかを企画するのは意外に難しいもの。そこでナショナル ジオグラフィックが多数あるリゾートの中から、一定期間滞在してゆっくりと過ごすのにふさわしい、魅力的な旅先とステイ先(滞在先)をご紹介します。
地元のガイドとロッジの自然観察員と一緒に、ヤスニ国立公園を歩いて巨大な木を見て回る(Photo:Courtesy of the La Selva Amazon Ecolodge & Spa)

アマゾンの熱帯雨林は想像がつかないほど広いので、旅行に行くなら注意深く計画した方がいい。アマゾン川は全長6516キロ、1万本の支流がある。熱帯雨林のほとんどはブラジル国内にあるが、密林の中心部にアクセスするには他の国の方が都合のいい場合もある。そのなかでも野性的な体験ができ、ラグジュアリーな設備も整っており、ロマンチックな雰囲気も味わえるのがエクアドルだ。

首都キトから飛行機で30分、それからモーター付きの舟で数時間行くと、アマゾン熱帯雨林のただ中にあるヤスニ国立公園に到着する。川の反対側には「ラ・セルバ・アマゾン・エコロッジ&スパ」。ここにはエコな素材でつくられたスーパーラグジュアリーなスイートがある。キャンドルディナー、スパでのマッサージなどが含まれるハネムーンパッケージも用意されている。ヤスニ国立公園はナポ川とクラライ川にはさまれ、面積は168万2000ヘクタール。アマゾン熱帯雨林の0.15パーセントに過ぎないが、地球でもっとも多くの生物種が生息するとの説もある。

ラ・セルバ・アマゾン・エコロッジ&スパはガルサコチャ湖に面している(Photo:Courtesy of the La Selva Amazon Ecolodge & Spa)

ヤスニ国立公園には面積のわりに記録的な数の動物が暮らしている。例えば両性類が約150種、爬虫類が約120種、魚類が約380種、昆虫類が約10万種、鳥類が約590種だ。鳥に関して言えば、アマゾン川流域に生息する鳥の種の3分の1に当たる。サルやアルマジロ、バク、ジャガーも多い。植物に関しては地球上にこれほど多くの種類の高木や蔓植物があるところはほかにない。

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