本物の優秀なマネジャーには思いやりがあるハワード・ビーハー著「スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則」

「ブラック企業」「過労死」――。毎日のニュースや交流サイト(SNS)で、そんな言葉が繰り返される日本。人材確保のための方便としてではなく、採用後も社員を本当に大切にしている企業はどれだけあるのでしょう。真に「人を大切にする」企業が増えれば、心身を病んで職を失ったり、自死に追い込まれたりするような悲劇は少なくなるはずです。自分がリーダーとしてチームをまとめるときに、ぜひとも実践したい原則が簡潔にまとめられた一冊です。

◆担当編集者からひと言 金東洋
スターバックスといえばコーヒー。でも、この本の原著タイトルは "It's not about the Coffee"(コーヒーのことではない)。この「矛盾」とも思えるタイトルには、「人なくしてコーヒーなし」という著者の信条が込められています。「人を第一に考える」というのは経営者がよく口にする言葉ですが、それを本当に実践するにはどうしたらいいのか? リーダーとして、お客様に尽くす社員として、そして一人の人間として、大切な原則は人生のあらゆる場面で共通しています。「人の心に活力と栄養を与える」という目標を胸に、北米地域だけで展開していたスターバックスを世界中に広めた立役者である著者が、「成功の10原則」をまとめました。

(雨宮百子)

「若手リーダーに贈る教科書」は原則隔週土曜日に掲載します。

スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則 (日経ビジネス人文庫)

著者 : ハワード・ビーハー, ジャネット・ゴールドシュタイン
出版 : 日本経済新聞出版社
価格 : 864円 (税込み)

ビジネス書などの書評を紹介
注目記事
ビジネス書などの書評を紹介