マネー研究所

七転び八起き

中小型株、長期保有が結実

2016/10/17

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はよしろーさん(39) 会社員。トラックなど大型車が好きで大型2種免許も持つ。将来の夢は「マイ観光バス」を買うこと。

■2008年

著名な個人投資家がテレビ出演していた。どうやら投資って面白そう、と感じて200万円を元手に投資を開始。外国為替証拠金(FX)取引を始めようとした矢先、リーマン・ショックが発生した。「大損した」と、みんなが言っている。なら相場は底なんだろうと思い、取引を始めた。当時はレバレッジ規制もなく、投資額の何倍もの外貨が取引可能。円・ドルをレバレッジ150~200倍で運用したら、2週間で50万円のプラスに。ところが欲が出て、値動きの良い円・ポンドに手を出すと直後に150万円のマイナスに転じた。

■09年

FXは怖いと痛感。個別株投資に切り替えた。中国市場での成長期待からコマツ(6301)を買ったが、それなら直接投資すればいいじゃないかと中国株に手を出した。だがどうも値動きが大きすぎる。FXのことを思い出し、少額で利益を確定して早々に退散した。この頃始めたアイフル(8515)株投資が後々の投資手法に影響を与える。

■10年~

たまたまだが上場廃止する2つの銘柄に投資した。エルピーダメモリは売り抜けたが、不動産市場の成長期待で買ったダヴィンチ・ホールディングス株は保有したまま上場廃止を迎えてしまった。投資は面白くなきゃ、と思って大胆に銘柄選別した結果だ。ただ一方では安定性も重視している。株主優待を狙いビックカメラ(3048)やタカラトミー(7867)などに投資し、今でも持っている。

■16年~

アイフルの株価は6倍に。この経験から、中小型株でも長く保有すれば上がるのだろうと考えるように。初心者向け投資情報誌で紹介されている銘柄を参考に、独自に銘柄探しするようになった。NEW ART(旧シーマ、7638)は2倍になった。山あり谷ありだが、現時点では全体で700万円のプラスだ。

[日経ヴェリタス2016年10月9日付]

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