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急増中の「W荷重肩凝り」 モバイル機器に注意せよ

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日経トレンディネット

先日東京・大手町で、ピップによる「新型肩凝り」のセミナーが開催された。新型肩凝りとは、PCやタブレット、スマホの普及により増加している、重症化しやすい慢性的な肩凝りのことだ。「就寝してもコリが改善されず、腕の痛みやしびれなど、肩凝り以外の症状を併発することもある」と、講演を行ったKIZUカイロプラクティックグループ代表、木津直昭院長は話す。

新型肩凝りの主な原因とされるのはスマホの使い方。頭を下げて前傾姿勢になることが良くないのだそうだ。

「スマホを使っているときの首の骨の状態を調べると、本来あるべきゆるやかなカーブがなくなってまっすぐになり(ストレートネック)、関節や筋肉への負担がかかる。また、正しい立ち姿勢のときは、頭を支えるために約6kgの荷重が首や肩にかかるが、スマホの使用時の前傾姿勢では、4倍以上の約27kgの荷重がかかると言われている」(木津院長)

さらに、通勤用かばんの重さも首や肩への負担に拍車をかけている。

「PCやタブレットの普及が進み、どこでも仕事ができるよう、モバイル周辺機器を持ち歩く人が増えてきた。さらに、制汗剤などの身だしなみ用品やペットボトルなどをプラスすると、通勤かばんはさらに重くなり、男性で5kg程度、女性でも4kg程度になる。電車での移動中に下を向いてスマホを使い、さらに荷物が重いと、首や肩にかかる負担が30kgを超えることになる。これが"W荷重"だ」(木津院長)

このW荷重の状態が続くと、首や肩の筋肉が前傾姿勢によって伸張したまま固まってしまうため、血行不良になる。そうすると、筋肉中の老廃物が流れにくくなり、乳酸が溜まって、コリや痛みを引き起こす。そしてコリや痛みが続くと交感神経が緊張し、血管が収縮してさらに血行が悪くなるという。

「2つの荷重が原因で引き起こされるW荷重肩凝りは、コリの悪循環といえる。放置しておくとコリが重症化するだけでなく、全身の不調を引き起こす可能性があるため、日常生活で予防とケアをすることが大切だ」(木津院長)

【W荷重肩凝り予防法(1)】

かばんとスマホの持ち方を正す

まず見直したいのは、かばんの持ち方だ。ブリーフケースの場合、体が左右に傾かないように気を付けながら、持つ手を定期的に変えることで負担を軽減できる。また、車内では網棚を利用するか、足の間に荷物を挟んで立つのもよい。

ショルダーバッグやリュックの場合、体にかばんが密着するように、紐の長さを調整しておくことが大切だ。また、かばんの重さをおなかで支えるようにすると、正しい姿勢を保てる。

スマホを使用するときは、スマホを持っているほうのひじを反対の手で支え、耳と肩のラインがまっすぐになるように意識すると、前傾姿勢を防げる(写真)。

【W荷重肩凝り予防法(2)】

ストレッチで姿勢をリセット&血行促進

オフィスや自宅でできる予防法としては、体全体の軸や肩甲骨をリセットする「胸反らしのストレッチ」がおすすめだ(方法は下記を参照)。また、40度以下の湯で10~15分肩までしっかり浸かったり、磁気治療器を利用したりして、血行を改善することも、肩凝りの緩和につながる。急激な肩凝りの場合は、患部を保冷剤などで冷やすのが効果的なのだそうだ。

セルフチェックで新型肩凝りを早期発見

さらに木津院長は、「W荷重肩凝り」を含めた「新型肩凝り」の予防のために、肩の状態のセルフチェックを推奨する。以下の項目で当てはまるものにチェックし、2つ以上なら新型肩凝り予備軍、4つ以上なら新型肩凝りになっている可能性が高い。そして、6つ以上の場合は肩凝りが重症化する恐れがあるので、無理に姿勢を正そうとせず、専門家に相談したほうがいいという。

【新型肩凝りチェック】
 □ SNSやゲームにハマッている
 □ PCやタブレットを持ち歩くことが多い
 □ 通勤途中にスマホを30分以上使用している
 □ 座っているときに足を組むクセがある
 □ デスクワークが1日6時間以上
 □ 猫背や腰の反りが気になる
 □ あお向けで眠れない
 □ ぽっこりお腹が気になる(おへその下あたりが出ている)
 □ 最近お尻が垂れてきた(骨盤が後傾している)
 □ 起床時から肩凝りを感じる

たいしたことはないだろうと放置してしまう肩凝りだが、深刻な不調を引き起こす原因にもなる。少しでも肩に違和感があったら、自分の生活習慣を見直し、コリを悪化させない工夫を日常生活に取り入れていくことが肝心だ。

セミナーでは、ピップの新製品も発表された。ピンクを基調としたポップなデザイン「ピップエレキバン130」と、2016年夏に発売された、ペンダントトップにメタリックなパーツを使用し、パッケージも女性が手に取りやすいデザインにした「ピップマグネループEXエレガンス」だ。

このような女性をターゲットにした新製品を発表した背景には、若い女性たちの間で肩凝りが蔓延していることがあるという。「独自の調査で就職や子育てなど、ライフスタイルの変化に伴い、肩凝りを感じるようになった20代の女性が多いという結果が明らかになった」(ピップ プロダクトマーケティング部・木下絵美さん)。

一方で、市販されている肩凝りをケアする製品は"オバサンくさい"ため、使うことに抵抗があるという意見が多かったことから、ピップでは若い女性でも気軽に手にすることができるデザインを考案したという。

どちらの製品も既存の製品と同様に、磁力による肩凝り緩和が期待できるという。「首には頭と胴体をつなぐ、太く重要な血管や神経が集中しており、磁気で血行を促進することで、肩凝りの改善につながる」(ピップ 総合研究所 川上穰所長兼磁気研究室室長)。

(ライター 小口梨乃)

[日経トレンディネット 2016年10月6日付の記事を再構成]

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