光と音で「快眠」へ スマホ連動で睡眠を記録
寝つきが悪い。スッキリ起きられない。こうした不満を解消するのに役立つのが「Aura」。寝返りなどの動きや心拍数などから睡眠状態を記録したり、睡眠に適した環境を光と音で作り出したりする機器だ。
機器は、枕元に置く「ベッドサイドデバイス」と、布団やマットレスの下に敷く「スリープセンサー」の2つ。前者は、本体正面にLEDやスピーカーなどを搭載。背面には、スリープセンサーや充電したいスマホを接続するUSB端子がある(図1)。
基本操作はベッドサイドデバイスをタッチして行う。上部をタッチするとLEDが点灯。右側面をスライドすると、明るさが調節できる(図2)。
主機能は就寝と起床のサポート。ブルートゥース経由で、スマホの専用アプリから睡眠プログラムを実行すると、ベッドサイドデバイスのLEDが赤くともり、スピーカーからは波の音が聞こえてくる。これらが徐々に暗く、静かになっていく間に眠るという仕組みだ(図3)。一方、起床時はセンサーで睡眠状態を把握し、目覚めやすいタイミングでアラームが鳴る(図4)。
毎日使うと、睡眠ログがたまっていく。睡眠に不満がある人は、このログを確認。眠っていたつもりが、夜中に何度も起きていたといったことがわかるかもしれない。自分の睡眠状態を把握して、より良い睡眠が取れるように生活習慣を見直していこう(図5)。
(ライター 原如宏)
[日経PC21 2016年11月号の記事を再構成]
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