Apinkが語る 10代20代女子に支持される理由K-POP新世代ファイル(4)

90年代生まれの6人組。上写真右から、キム・ナムジュ、パク・チョロン、ソン・ナウン、チョン・ウンジ、ユン・ボミ、オ・ファヨン(写真:加藤康)

91年生まれのリーダー、パク・チョロン(上写真右から2番目)が年下のメンバーたちをまとめ、結束力と仕事への熱心さが業界でも有名なApink。愛嬌一杯のユン・ボミ(93年生、左から2番目)、メインボーカルで女優としても一線級のチョン・ウンジ(93年生、左から3番目)、センターポジションのソン・ナウン(94年生、右から3番目)、サブボーカルのキム・ナムジュ(95年生、右端)、末っ子のオ・ファヨン(96年生、左端)に話を聞いた。

―― Apinkはどんなグループですか?

チョロン 10代20代の若い女性なら、誰もが持っていたり、自然に出てくる明るさ、軽快さ、そんなすがすがしさを音楽や振り付けに乗せて伝えていくグループです。

ボミ 私たちは、韓国デビュー当時は学生だったので、その頃学生だった同世代のファンが多いです。そんなファンたちと一緒に成長していく、そんな姿が魅力のグループだと思います。

ナウン 毎日の生活の中で、人にはそれぞれ、つらかったり大変なことがあると思います。そんな心の傷を癒せるヒーリングソングになればと思って歌っています。Apinkは一言で言うと、ファンに力を与えるヒーリンググループかな?

ファヨン 音楽やファッションなど、同世代の見本となれるようにと活動しています。まだまだ上を目指して頑張らないといけないところも多いですが、努力する姿も含めて、共感してもらえたらうれしいな。

ウンジ まだ若い私たちが、無理をして大人びた歌詞や曲、ダンスを披露しても、同世代のファンには届かない。無理や背伸びをしないのがApinkの特徴かなと思います。

7月開催のツアー「Apink 2nd LIVE TOUR 2016」は合計約1万8000人を動員。

―― 逆にファンはApinkのどこが好きだと思いますか?

ウンジ 韓国でのイベントで同じことをファンに聞いてみたことがあるんです。そうしたら、明るくて親近感がある“機運”が好きだという手紙をいただきました。

ボミ 機運というのは、日本語だと、雰囲気でしょうか? 私たちって、舞台を降りると、ファンの皆さんとも友達みたいに接するので、仲良しな空気感があって。そんな舞台の上とのギャップがいいのかも。

ナムジュ 例えば、『NoNoNo』という歌の、「強がりはNoNoNo」とか、心優しい歌詞がファンの皆さんの体験に近いという声も聞きました。

ナウン うん。私たちの歌から力や勇気をもらったという声をよく聞きますね。

ファヨン あと、私たちって、外見もとても素朴で、近所に住んでいる人みたいな近い感覚を持っていただいているのかも。

ボミ 素朴な割には、この前、高い服を買ってたよね(笑)。

ファヨン あれで全財産が無くなりました(笑)。

チョロン 色々なスタイルのアーティストがいますが、Apinkは、同世代のファンが抱えている思いと寄り添っていくことを大事にしているので、ファンはそんな“絆”みたいなものを好きでいてくださっていると思います。

(日経エンタテインメント! 白倉資大)

[日経エンタテインメント! 2016年9月号の記事を再構成]

今週はK-POP特集。5回連続でK-POP新世代を紹介します。
9月20日(火)テミン(SHINee)
9月21日(水)BIGBANG、WINNER、iKON
9月22日(木)Boys Republic/少年共和国
9月23日(金)Apink【研究編】
9月24日(土)Apink【インタビュー編】