スマホで正しい歯磨き 歯ブラシの動きを採点
正しく歯を磨けているか? そんな疑問を解消してくれる製品が、サンスターの「ガムプレイGP-01」だ(図1)。大きさは直径3センチほどで、歯ブラシの柄に取り付けて使う。内蔵する加速度センサーで歯ブラシの動きを検出。ブルートゥースで接続したスマホにデータを送り、専用アプリで歯磨きの様子を解析する仕組みだ。
専用歯ブラシが付属するが、同社の「ガム」シリーズの複数の歯ブラシにも取り付けられる。歯ブラシから簡単に取り外せるので、1台を家族全員で共用することも可能だ(図2)。
専用アプリは3種類。最新ニュースなどをチェックしながら歯磨きができる「マウスニュース」、歯ブラシの動きに合わせて楽器の音が鳴る「マウスバンド」、ゲーム感覚でブラッシングができる「マウスモンスター」から1つを起動し、画面の指示に従って3分間歯磨きをする(図3)。
マウスニュースの場合は、画面下に磨く部位が表示されるので、それに従って歯ブラシを移動させブラッシングする。強く磨きすぎると、警告画面も表示される(図4)。
3分間の歯磨きが終了すると、ブラッシングの内容を採点してくれる。また、部位ごとによく磨けているかどうかも確認できる(図5)。満点を取るのは難しいが、ブラッシングを少しずつ改善して、毎回70~80点は取れるようになろう。
(ライター 原如宏)
[日経PC21 2016年10月号の記事を再構成]
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