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旧赤プリ「ガーデンテラス」全館開業 高級志向で勝負

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日経トレンディネット

「赤プリ」の愛称で知られる旧・赤坂プリンスホテルの跡地に建てられた「東京ガーデンテラス紀尾井町」。2016年5月10日に一部商業ゾーンがプレオープンしていたが、7月27日に全館がグランドオープンし、ついにその全貌が明らかになった。

同施設のエントランスとなる1階から4階までの商業ゾーンは、各フロアが異なるコンセプトで構成されている。5月にプレオープンした1階「弁慶濠(べんけいぼり)テラス」は"華やかなおもてなし"、2階「小左衛門(こざえもん)テラス」は"日々のちいさなおもてなし"をイメージし、比較的カジュアルな業態の飲食店を集めていた(関連記事:「赤プリ」跡地、西武グループ初の複合施設に)。

これに対し、7月27日にオープンした3階「達磨坂(だるまざか)テラス」は"色とりどりのおもてなし"、4階「御門(ごもん)テラス」は"優雅なおもてなし"をイメージ。1.2階のランチの平均価格帯は1500円前後だが、3.4階は2000~3000円と1.5倍から2倍で、ディナーの平均価格は1~2万円とさらに高価格帯。周辺に国の重要施設などが多く、国際都市・東京の核となるエリアであるのに加え、1泊の最低価格が6万円前後という上階のホテルの宿泊者も足を運べる店を想定した結果だという。

またホテルにも、和食・洋食のレストランが各1店、特徴の異なる2つのバーラウンジがオープン。いったいどのような飲食店が集まったのか。オープン当日に足を運んだ。

3、4階の飲食店はホテル宿泊者向けに高級志向

2016年7月27日にオープンした3、4階の15店舗のうち、12店舗が3階に集中している(飲食店は11店舗)。新業態店は広東料理「ザ・シノワ テイスト オブ カントン」、フレンチ「ル・ファヴォリ」、スペイン炭窯料理「エル フエゴ デル トロ」の3店。「ミシュランガイド2016 大阪」で一つ星を獲得したおでん店「万ん卯」が東京初出店していることや、「1年先まで予約がとれない」ことで有名な超人気寿司店「三谷」が完全予約制・料金非公開で出店しているなど、注目の高級店が多い印象。"色とりどりのおもてなし"というコンセプトどおり、和洋中とバランスがとれたラインアップだ。

エスカレーターで4階に上がると屋外になり、赤坂プリンス クラッシックハウスの前に出る。4階の飲食店は2店舗。昇りエスカレーターの目の前に入口があるのが、話題のレストランを多く手掛けるEDGE(港区)の新業態「ノマドグリル・ラウンジ」。同施設の中でも最も広大な面積を占めるステーキハウスだ。その先には、鎌倉で人気のパティスリー「ラ・プレシューズ」がある。赤坂プリンス クラッシックハウスや、巨大オブジェを眺めながら飲食ができるテラス席は、これからの季節に人気を呼びそうだ。

東京の景色を一望できるギャラリーのようなホテル

ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」(30~36階)は、革新的な環境づくりを得意とするデザイン会社、ロックウェルグループヨーロッパが、日本のホテルでは初めて手掛けていることも注目されている。また同ホテルは、北米や欧州を中心に多くの会員顧客を持つスターウッドホテル&リゾート ワールドワイドが展開する最高級カテゴリー「ラグジュアリーコレクション」に加盟している(日本では2015年3月オープンの「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル京都」に次いで2番目で、東京初)。

同ホテルのデザインは広々とした眺望と内装の一体感が特徴で、美術館(ギャラリー)にいるような高揚感を感じてもらうのが狙いだという。その狙いが最もはっきりと打ち出されているのが、スカイギャラリーラウンジ「レヴィータ」(35階)。巨大なガラス窓から、都心の景色を圧倒的なスケール感で眺められる。取材したのは昼だったが、夜になって店内がライトアップされると、宇宙船のような非日常的な雰囲気になるという。

同ホテルがターゲットと見ているのは、赤プリ時代からの顧客に加え、30~50代の新規顧客。「価値があると判断したものには積極的に投資し、先端技術やトレンドに敏感であり、サービスやしつらえにシンプルさも求める層」(同社)だという。

7月27日に行われたオープニング・イベントでは、旧・赤坂プリンスホテルを最後にチェックアウトした常連客が、チェックイン第一号としてガラスのキーを渡される演出があった。キーを渡したプリンスホテルの武井久昌専務執行役員が涙をおさえきれず挨拶が中断する場面も。「赤坂プリンスホテルのDNAを受け継ぎ、2020年に向けてトップクラスの宿泊需要を満たすホテルに育てたい」(武井専務執行役員)という言葉が印象的だった。

(ライター 桑原恵美子)

[日経トレンディネット 2016年8月20日付の記事を再構成]

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