人気沸騰、おしゃれにフレンチBBQ ワインや前菜も
海に山に、アウトドアのレジャーが盛り上がる季節。この夏は「グランピング(ぜいたくキャンピング)」や都心のホテルの夜プールのように、一般的なアウトドアレジャーにありがちな「遠隔地で行う」「汗をかく」「準備が大変」というイメージとはかなり違うものが人気沸騰中。「フレンチBBQ(バーベキュー)」もその一つです。
日本バーベキュー協会会長の下城民夫さんによると、バーベキューを楽しむ人は2015年に2300万人(レジャー白書2015調べ)にのぼり、年々増加中。さらに、商業施設やレストランで楽しめる都市型バーベキューなど、用具や材料の準備の必要がないスタイルが広まったことで、1人当たりの回数も増えているそうです。今年ブームのフレンチBBQとは、フランス料理のように前菜からメーン、デザートまでコースで楽しみ、アルコールも食前酒・ワイン・カクテルと食事に合わせて変え、場所も自宅のベランダや庭、近所の公園のBBQ施設など、遠出をせずに楽しむBBQのスタイル。「欧米ではBBQはパーティー文化の一つ。もっと気軽に楽しんでいただきたいですね」(下城さん)
キリングループも「フレンチBBQに合わせた夏向けドリンク試飲会」を開催するなど、フレンチBBQの人気に注目。キリンビール広報の川相淳子さんによると、簡単にできるおすすめドリンクは、ワインにフルーツを漬け込むサングリア。ベースワインと混濁果汁の組み合わせで5種類のフレーバーが楽しめる「ギュギュッと搾ったサングリア」シリーズ(オープン価格)にお好みでフルーツを加えるだけで果実感がアップし、見た目もおいしさも華やかになっておすすめだそうです。
お店で楽しむならば、フリーフロー(飲み放題)プランがある店舗がおすすめ。伝統的なフランスのビストロ料理をスタイリッシュにアレンジしたお料理が楽しめる、グランド ハイアット 東京のオールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」では、夜風を感じられる座席が人気のテラスでも楽しめるバーベキューコース「ガーデン ビストロノミー」を実施中。フリーフロープランはアミューズの「季節の野菜をつかったガーデンスティックサラダ」から始まり、前菜からメーンは焼き上げられたBBQを大皿からシェア。これにサイドディッシュとスパークリングワイン、赤ワイン、ロゼワイン、白ワインのフリーフローまでついて6200円(税・サービス料別)。高級ホテル内レストランのラグジュアリーな雰囲気でのBBQは新しい経験になりそうです。
プランは9月末までの期間限定で、17時半、18時、20時、20時半にスタートする時間制。気になる方は早めの予約を。「4名様前後の女性グループやお二人連れ、そして会社のお仲間同士でいらっしゃるお客様が多いようです。オンライン予約だと最大30%の割引でご利用いただけるのでおすすめです」(グランド ハイアット 東京 マーケティング コミュニケーションズ 長田彩子さん)
おうちでのおもてなしや女子会に、フレンチBBQのトレンドは取り入れてみたいですね。
キリン http://www.kirin.co.jp/
グランド ハイアット 東京 フレンチ キッチン http://restaurants.tokyo.grand.hyatt.co.jp/french-kitchen-tokyo/
※価格は特記がない限り、税抜きです。
(取材・文 GreenCreate)
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