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コストは削り、満足度は削らない旅の鉄則

達人に聞いた「上手に旅する方法」(2)

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NIKKEI STYLE

フリークエント・トラベラーに、旅の神髄と「上手な旅の方法」を聞く第2回。旅に出るときに誰もが悩む個人手配かツアー利用か、航空券の安い購入方法などについて聞きました。

メジャーな観光地はツアーが有利

実際に旅に出ようと考えたとき、まず個人手配で行くのか、パッケージツアーを選ぶかという選択肢があります。

「旅はいつも個人手配ですが、ツアーの方が安いときもあると思います。例えばエイチ・アイ・エス(HIS)のホームページの一番上に出ているツアーはやっぱり安いなと、魅力を感じます」(坂入さん)

「個人手配がいいかツアーがいいかは、行き先によってだいたい判断できます」というのは高橋さん。「ツアーで行ったほうが便利で安く安心なのが、例えばグアムや台湾。グアムは大手業者によってシステム化が進んでおり、ツアーのフリーパスでシャトルバスを利用すれば現地での移動コストが抑えられます。現地でタクシーを使ったりするとコストがかかりますし、自力で安くできる余地があまりありません」(高橋さん)

一方、個人手配の方が安く行けそうな国といえば、ベトナム。穴場はダナンのビーチリゾート。ここ数年、ダナンはリゾート開発が進み、豪華ホテルもありますが、路地に入ればローカルなお店が点在し、安い宿も。近年、注目が高まっている世界文化遺産の町ホイアンも近郊です。

「ベトナムはゲストハウスであってもほとんどで無料Wi-Fiが利用でき、日本からもBooking.comなどで直接予約が可能です。直前ほど安くなる『直前割引』を行うホテルもかなりあります」。とはいえツアーの価格も比較的抑えめ。最初はツアーを利用し、滞在中にお気に入りの宿を含めた旅のプランをイメージしておいて、二度目以降の旅は自分で手配というのもよさそうです。

格安チケットより安い正規航空券も

個人手配で行く場合、少しでも安く航空券を購入するために役立つのが価格比較サイト。中でも「スカイスキャナー」は坂入さん、高橋さんともに活用しています。

とはいえ、格安チケットを扱う代理店ではなく、航空会社から直接購入する方が安いケースもあります。航空会社の公式ホームページから購入できる、販売日や出発日限定の商品はかなりお得。ここはチェックしたいところです。

エミレーツ航空では7月末に販売期間を限定して、羽田・成田・関空発、欧州各都市への往復航空券をエコノミー5万5000円から、ビジネスクラス33万1000円からという特別運賃を提供。カタール航空でも、2名分を同時に購入するとかなりお得になる「ふたり一緒でお得なビジネスクラス特別運賃セール」を販売。エミレーツとカタールという、中東の人気エアラインを利用できるチャンスが、実はあるのです。

こういった情報をキャッチアップするには、事前に各社のメルマガ会員になっておけば便利です。航空会社から直接の購入は、マイレージだけでなく座席の指定などで割と融通が利くこともあり、メリットが多いのです。

「旅」と「トラブル」の語源は同じ?

旅にはトラブルはつきものです。せっかくお金と時間をかけた旅を、トラブルで台無しにされないための方策なんてあるのでしょうか。

「旅には、トラブルが起きることが大前提。トラブルとトラベルの語源は同じともいわれていますから。トラブルも旅のスパイスとして思えたら結構旅は面白くなる」と話すのは、スピリチュアルな旅やアマンリゾートの専門旅行代理店であるクラブワールド代表取締役の大村真吾さん。

ツアーでもトラブルが起きることがあるといいます。「30~40人を引率したアメリカツアー中に、アメリカ経済の財政悪化で突如、国立公園が閉鎖したことがあります。そのツアーで泊まるはずだったホテルは国立公園の敷地内にあったので、そのニュースを当日の朝にチャーターバスの運転手から聞いたときは驚きましたが、参加者に事情を説明し、『これから、面白いところに行こうと思います!』と、行き先を急きょ、グランドキャニオンではなくモニュメントバレーへ変えました」

参加者の中には新しい行き先のほうにもともと興味を持っていた人もいて、意外とすんなり受け入れられたそう。「いちいち動揺していたらきりがない。旅先では変化を楽しむことが大切。それを笑いに変えられると面白い。旅は回数を重ねると、変化に強い人間になれるのです」(大村さん)

そして、それは日常生活にも生かされていくのでしょう。

*     *     *

旅をするということは、日常では得られない体験を得るために、今いる世界から一歩外に出ることです。現実には、日常の生活があり、そこには葛藤もたくさんあります。だからこそ何を諦めて、何を優先するのか、常に自問していくことが大事だと思います。

旅先では直感で生きられるのに、現実に戻るとそうできない人は、旅をライフスタイルの軸にして、変化と出会いの繰り返しの中で自分自身を解放してみては。学びたいものや会いたい人がいるならどんどん旅に出てみましょう。人生はロングラン、旅の最終日まで1日1日を楽しみ、心に栄養をつけながら生きていきたいもの。

旅フリークいわく、年末年始の狙い目はヨーロッパ。夏まっただ中の今ですが、もう年末の旅のプランを立ててみますか?

エイチ・アイ・エス http://www.his-j.com/
クラブワールド http://www.club-world.jp/
スカイスキャナー https://www.skyscanner.jp/
エミレーツ航空 http://www.emirates.com/jp/japanese/
カタール航空 http://www.qatarairways.com/jp/jp/homepage.page
ブッキングドットコム http://www.booking.com/

(ライター 大崎百紀)

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